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うちのばあちゃん  作者: 戸神奏英
1/4

ばあちゃんの探し物

うちのばあちゃんは、80歳で見た目はぽっちゃり系でよく笑い なんといっても、とてつもない天然だ。


ある日のこと

「はなちゃーん!大変!!!」

あ、ちなみに私は新田華(あらたはな)

24歳で2歳の息子がいる。ばあちゃんからしたら私の息子はひ孫になる。

私が結婚して夫は私の実家に一緒に住んでもらっている。


また ばあちゃんが大声で呼んでいるよ。これはいつものこと。

「なにー?なんかあったの?」

「私の靴下知らない?どこ探してもなくて・・・。」

ばあちゃんはいつも探し物をすると私に聞く。

そして、いつも一緒に探して結局ばあちゃんが見つけるの。だから今回もそうなると思ってた。

でもどこを探してもみつからない。


うちは和室で昔ながらの掘りごたつ がある茶の間。

ばあちゃん、私と夫、お父さん、お母さん、の部屋が1つずつある。


「はなちゃん、私の靴下知らない?」

それさっきも聞いたなー。

「今探してるよー!ばあちゃんが今履いてるのは違うの?」

「違うよ!今のは私の妹と買いに行って当時は高くて、でもこれはうちのじいちゃんが買ってくれたやつでじいちゃんも昔はね、おしゃれで・・・」

ばあちゃんの昔話は長い。というか、今履いてるのを聞いてるのに昔話に繋げるばあちゃんも強者。いや、じいちゃんが昔おしゃれだった に話をもっていくのもさすがばあちゃん。


「で、今のは違うんだね、 了解。」

私はばあちゃんにこう言って探し始めた。


無いだろうけど一応全員の部屋をチェックして茶の間に戻ると

「はなちゃん、お茶どうぞ」

えっ、ばあちゃん座ってお茶飲んでるよ。

「あれ?靴下あったの?」

「無いよー。疲れたから休憩だよ。」

いやいやいや、まだ探して10分も経ってないよ。

まあいっか、お茶飲んでまた探すか。


〜お茶の休憩〜


「なーんか座布団が浮いてる気がする」

またばあちゃん何言ってんの。浮くわけないでしょ。

「大丈夫?ばあちゃんもしかしてボケた?」

私が聞くと

「私は昔っからボケてるよ、歳だしね〜。」

ボケてるのは歳じゃなくて天然だと思うけど。

「あー、やだっ、座布団やっぱり変だよー。」

「どれ、座布団見せて?」

ばあちゃんを立たせて

「ねえ、ばあちゃん、これ。」

なんということでしょう。

座布団の下に靴下が。

「あはははは。やっぱりー。ここだったかー。」

やっぱりって・・・。知ってたんかーい!

だったら先に調べてくれー!!!

ばあちゃんは何かあると やっぱりー が口癖。わかってなくても やっぱりー って言うの。

まあ、これにて一件落着か。


「はなちゃん、探してくれてありがとね。これ。」

えー!!!!!!ご、ご、5000円!!!!

これなら毎日でも探し物します!


その後、ばあちゃんは今履いてる靴下を脱いで見つけた靴下を履きました。

わざわざ履き替える意味がわからないけどね。





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