屍と生者はあいいれない
当たり前ですが、特定の宗教や考え方、生き方を否定しようという意図はありません。
半SFパートです。
では、お楽しみください。
常識とは非常識なのだ。
「ストレスは体温だ」
「精神を数値化できない種族は、己の事も分からぬ低位種族である」
集団的環境適応能力、環境選択能力、特定条件下における行動変化性。
要は、性格だ。性格と呼ばれるものだ。
性格とは物事や出来事などの環境や変化に対する免疫システムである。このシステムにより行動や反応が選択される。
そのため、行動や環境により性格は変化する。
性格システム内容には大きく分けて、感情表現型と環境適応型の二種類がある。
環境適応型は一定以上の脳機能を持つ、ほぼ全ての生物にあり意識したり認識しづらく、意図的な変化は起こしにくい。
環境適応型は集団行動をとる生物に多く見られるもので、人間はこれが他の生物と比べ発達している。また、人間と共に行動し生活をしている他生物にも大きな発達が見られる。この発達の度合いは、共にいる時間の長さに比例している。
この二つの割合を診る事で、その者の生活する社会における地位を予測することが出来る。
性格とは所詮この程度のものなのだ。免疫システムなのだ。
なので、別ける事も容易い。
個体の脳性能に優劣をつけ
他環境と比較した、その個体の生活環境のポジショニングをハッキリとさせ
身体的特徴やコンプレックスなどが与える行動選択の縮小影響を反映させ
分類すればいい。
ただそれだけだ。
196
・・・なのでーーー・lむmemememwqadcvbhbjfsdsfd▽△fgn
<警告>
<精神汚染の可能性有り>
<解析不可>
<出力することができません>
< を警告>
『キビシイ環境に身を置く文明は唯一神wbあい□■※●《》しーーーー
サカサニ豊かであるなら神様いっぱいさーね
一つの遺伝子ならば、一つのウイルスで滅んでしまう事もあるだろう。当』た『り」前△だね、・。
だから性格△冒死す無い為に多種多様なのだ☆///
貧しき土地だからこそのバベルの塔なのだ
豊かな国の優れた王にバベルの塔は相応しくない。
( `ー´)ノ
愚か者の強欲の塔になりさがってしまう。
美しくないじゃないか。
無駄な努力だ。(#^.^#)
ほどほどに生極めよう。:-)
醜く肥え太り、自滅するのがおちだ。
私はそれ空にに落ちる。
これ以上は墜ちたくないからさ☆△メ
65”12 33
過信しちゃいけない。
正確には、みれないだろうけど。
努力を怠ってはいけない。
この社会を築き上げ、形作っているのはこの社会に生きる我々なのだから。
我々一人一人が感性を磨き。
日々を楽しみ。
表現することをし続けるべきなのだ。
生活を豊かにしようじゃないか。
<私がおもうに、それをやめた時が死だと思う>
<準備>
<出力を開始します>
*
霧曇 蓮華は手に持っていたモノを敵に向かって投げた。
それが膝に当たり、敵がよろめいた。
なので彼は、3mあった距離を詰めて、殴った。
100年ほど昔の人間の100m走の地点Fは、9.43秒前後だったそうだ。
そして、生前の彼、霧曇 蓮華の自己ベストは、5.6秒で、人間の戦士の最高記録は、2.4秒だ。
今の彼の100m走のタイムは、先ほどの3mの移動時間から単純計算して、0.23秒。
つまり、1565.21739㎞/h
この速度はこの世界―― 《亡き神の懐たる世界》の平均的な音速である 1364.3㎞/hを超えている。
物体の移動速度に対して使うべき表現ではないが、約マッハ1 ということだ。
【 地点Fヲ超ユル者 】のスキル効果と屍霊形種の種族特性が有ったからこそ成しえた音速への到達である。
彼はその速度で敵を殴りつけた。
彼の今の体は小さく、握った拳は幼子の様であったが、
いや、だからこそと言うべきか、その拳は弾丸のようであった。
<ドゴォォォンッ>と、音という名の衝撃波が部屋を走る。
瞬間、体温より温かくなった血と臓物が辺り一面に散乱し、湯気と共に悪臭を漂わせた。
だが、この悪臭に、この光景に、この衝撃的な出来事に、反応するものは少なかった。
何故なら彼、霧曇 蓮華に殴られた【紫ノ獣人盗賊団】の頭である豚の様に肥え太った狸の獣人の骨などが散弾の役割を果たし、後方に居た他の者達に死を届けたからだ。
「臭ッ、汚いなー。だから、戦いは嫌いなんだよ」彼はそう言うと、手を上下に振って血と臓物を落し、首だけで振り返り「で、まだやるか?」と、彼と白彦との間に立つ最初に斬りかかって来た狐顔の女に問いかけた。
「 」狐顔の女から返答はなかった。でもそれは、口からの返答という意味でだ。
部屋に立ち込める悪臭のアンモニアの濃度が濃くなった。
<ベチャ> 狐顔の女が腰を抜かすように床に座り込みプルプルと小刻みに震えるだけになってしまった。彼はそれを見て、敵の戦意が完全に無くなった事を確認した。
(思っていたよりもだいぶん速かったな)
「主は拙者よりも速かったのでござるな」
「短距離ならね。長距離は無理!」今の一撃で、それなりに疲れてしまっていた。当たり前だ、彼のレベルは 1 なのだから。
「なるほどでござるよ!」
「ひとまず、それは置いておいて。すまなかったな。俺がちゃんと注意していればお前の馬鉄に傷を作る事も無かったのに、すまなかった」その言葉通り、白彦の場輝には微かな傷が付いていた。
「いいでござるよ!務めを果たしているだけでござるから」
「そう言ってもらえると助かる。が、だとしても、すまなかった」彼は、頭を下げた。
「主は優しくて真面目でござるなー」
「ハハハ、そんなことはないさ」
「いや、そうでござるよ」
彼の小さな笑い声が、部屋の中に木霊していた。
「いかれてるのか!!!!!!!!」部屋の中に居た少女が叫んだ。
「え??」
「ぬぬぬ??」
「お前らは!!化け物だ!!!悪魔だ!!!!!!」血と臓物まみれの顔をクシャクシャにして泣きじゃくっている。
「えー?何が??どうした??」
「口の利き方に気を付けるでござるよ。悪魔ごときと一緒にするなでござる」
「オマエ、やっぱり喋ったら不味かったんじゃないか?」
「ぬぬぬ」
「ハハハ」
「人を殺しておいて!!!なんでそんなに… !」言葉に詰まっている様だ。仲間が殺され、殺した相手がこんな態度を取っているのだ。経験のない事で、どういう反応をしていいのか分からないのだろう。
「え、だってお前ら人間じゃないじゃん」
「まあ、俺も今は人間じゃないけど」と、ボリボリと頭を掻きながら面倒くさそうに話を続けた、「それに盗賊団なんだろ、今まで罪を犯して生きて来たんだろう。因果応報、自業自得だと思うぞ。無駄に殺し過ぎた事は悪いと思っているけどさぁ、即死だから苦しんでいないし、いいだろう」と。
「 ???」
「ほら、ぐうの音も出ないだろう」
「違う!!!そう言う事じゃない!!!!!!!!」
「ガキだなー 五月蠅いなー」
「いかれてやがる… 。」
「シャワーもベッドもなさそうだし、じゃあな!」
「そうでござるな。でも、何処に行くでござるか?」
「あ… おいガキ、一番近くの街や村って何処だ?」
「 」教えちゃいけないと思ったのだろうが。それは悪手であった。
「今ので分かったでござるよ」
「あー、なるほど。そのスキル、こういう時には便利だな」
「 え」
「ありがとな。これにこりて、盗賊なんてやめろよー。じゃあな!」
「さよならでござる」
少女は、彼らに何を言えばいいのか分からなかった。
*
「これからどうすればいいんだろう」あの化け物たちが出て行ってからどれぐらいの時間が経ったのだろうか。異臭にも死臭にもなれてしまった。
ニーナさんは「私のせいだ、私が攻撃したからだ」と、譫言の様に繰り返している。
しかも、プルプルと小刻みに震えて、起き上がれないでいる。かく言う私も腰が抜けているせいで立ち上がれない。
「うっ」
最初に起き上がったのは、意外な人物であった。
「ここは、ボスの… 」
「グレイスさん!?」生きていた。
「グレイスさん」他の生き残った仲間達もそれに気づいた。
「 …グレイス、グレイス!!」皆のその声を聞いて、ニーナさんが起き上がりグレイスさんに駆け寄って倒れ込むように抱きついた。
「???」グレイスさんは何が起こっているのか分からずに困惑の表情を浮かべている。グレイスさんは相変わらず鈍い。
「ん?」
何か臭いな。そう思ったのだろうか、グレイスさんは顔をしかめて後ろを振り返った。
振り返ったその顔は見る見るうちに青ざめていった「そ、そんな。何がどうなっているんだ!!!!!」
(私も知りたいです)
あの化け物たちがこの部屋に居たのは5分程であった。しかも体感で5分程なので実質はもっと短いだろう。何も分からなかった。何も理解できなかった。
ボスはスキルで、あの化け物たちの何かを感じたからニーナさんを止めようとしたのだろうか。
でも、結局はボスも戦おうとしていた。なら、そうならざるをえなかったのだろう。
ボスは色々なことが分かってしまう。分かり過ぎてしまう。そのうえで、分かったうえで立ち向かったんだ。
今だからこそ、私でもあの化け物たちの力の異常さが分かる。分かっていて立ち向かうのは、凄い覚悟だったと思う。私には無理だ。
何で逃げなかったんだろう。
「何で逃げなかったんだ!!」グレイスさんが声を荒らげ叫んだ。その線の細い身体から出ているとは思えない音量だった。
「だって、だってぇ… グレイスがぁ っ… 」感情がぐちゃぐちゃになっているのが表情から読み取れた。鈍いグレイスさんでもそれは読み取れたようで、それ以上は何も言わなかった。
「取敢えずこの部屋を出よう」グレイスさんが生き残った皆を集めて部屋を出ようとしていたその時だった。
「…」
死体の中から声が聞こえた。
「まだ誰か居たのか」グレイスさんが近づこうとしていた。
「待って!!!!!」私はそれを止めた。「【探索】に引っかかってない!!」
またしても言葉足らずな説明だ。説明不足だ。
でも、理解してくれた。
「死霊か!!」まさしくその通りである。
私のスキルに引っかからないという事は生物では無いという事であり。それに加えて、あの化け物が【 魂ノ捕食者 】と言うベクトルが悪に振り切ったスキルを持っている事が分かっていたから、連想できたのだろう。
「逃げるぞ!!」
はい、と返答するよりも先に身体が動いていた。
今回は逃げよう、と。
でも、全てが遅かった。
『友達が言っていたよ、君たちが敵だって』
仲間の死を対価に出てきた死霊が話しかけてきた。
「死霊が喋ったた… 」
「いいから逃げるぞ!!ヤバい!!!」
「うわああああああっ」生き残った仲間の一人が悲鳴を上げて崩れ落ちた。
「あ、 足が腐ってる 」腐った肉が重力に逆らえず垂れ出し、そして皮膚がガスで膨らみ破裂して、黒い液体が流れ出していた。
「いくぞ!!」グレイスさんは彼を見捨てる判断をした。私達はそれに従った。
「ああああああああああああ頼むから置いていかないでくれぇえええ!!! ああ… 。」
私達は逃げて、逃げて、逃げた。
死霊は疲れる事無く追いかけて来た。
怖かった。
仲間の一人は寝ている間に腐っていた。
眠れなくなった。
仲間の一人は目の前で喰われた。
噛みつかれ剥がされた皮膚の下には熟れたザクロが実っていた。
何も食べれなくなった。
グレイスさんが自殺した。
ニーナさんも後を追った。
残ったのは私を含め3人になった。
私を見る時の目が恐い。
仲間なのに、
何で、
何で、
何で、
何で、
何で、
何で、こんなことをするの。
何で、こんなことができるの。
私は二人の仲間に犯された。
私は二人の仲間から辱めをうけた。
もう、こんな奴ら、仲間じゃない。
頭の中で友達の言っていた言葉が繰り返し再生されていた。『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』
『即死だから苦しんでいないし、いいだろう』
『苦しんでいないし、いいだろう』
『いいだろう』
『いいだろう』
『いいだろう』
『いいだろう』
いいな、
いいなぁ、
いいなぁあ!!
私もあの時に死んでおけばよかった!
あ!そうだ!皆の事も殺してあげなくちゃ!
この二人みたいに殺してあげなくちゃ!!
だって『 』だから!!
殺してあげなくちゃ☆(*´▽`*)ノ
可愛いお人形さんが私の事を見ていたので話しかけたら、友達の友達だった。
友達の友達は、友達だよね!!
やったよ!
ボス!!
私、友達ができたよ!!
彼女達は友達のもとへと向かった。
*
「幸福は感染しないが不幸は感染する。狂気も含めて」
「世界とはそうなっている。そういう仕組みなのだ」
「つまりそれが終なのだ」
お読みいただきありがとうございます。
次話もよろしくお願いいたします。




