表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一人っ子の俺と三人の妹候補たち!?  作者: ゆうぼう
第一章 「妹選抜試験編」
5/9

第五話 「一人っ子の俺の最終決断!?」


「漫画でも読むか・・・・・・」


 お風呂から出た俺は、自分の部屋でくつろいでいた。


「お兄ちゃん!」

「にいに!」

「バカ兄貴!」


 三人の女の子が部屋へ入ってくる。

 みんな僕の愛すべき妹達だ。


「どうした? 何か用か?」

「みんなで近くの公園に星でも見に行かない?」

「星か・・・・・・仕度するから少し待ってて」


 妹達に誘われ、寒くないようにコートをはおり、近くの公園に向かう。

 公園から見る夜空には、天の川を含めた多くの星が輝いていた。


「うわぁ、綺麗・・・・・・」


 ユイのこんな顔が見れるとは思わなかった。


「やっぱり、女の子なんだな」


 俺は心の中でそう思った。


「ベンチに座ろう~ 飲み物あるよ~」


 サヤカは、やっぱりしっかり者だ。

 寒くないように温かいお茶をみんなに配ってくれた。


「あれは、織姫様かな~?」


 天の川を見たモモちゃんのその言葉にみんなが笑った。

 モモちゃんは、人を笑顔にしてくれる。


「こんな妹達がいて本当に幸せだなぁ」


 それは、この生活がずっと続いていきますように。

 そんな思いを込めて言った言葉だった。


 だけど、そんな時が続くはずは無かった。

 やはり、この時はきてしまった。


「にいに、そろそろお別れの時間だよ」


 いやだ、お別れなんてしたくない。


「バカ兄貴、ちゃんと決めて?」


 決めることなんてできないよ。


「誰を選んでも私達は、みんな幸せだから」


 俺は幸せになんてなれないよ。


「お兄ちゃん」

「にいに」

「バカ兄貴」


『私達の中から誰を妹にする?』


「・・・・・・・・・・・・」

 


 読んでいただきありがとうございます。


 次回で、「一人っ子の俺と三人の妹候補たち」は、最終回を迎えます。


 真剣に書き始めた最初の作品なので、最後まで書ききりたいと思います。


 現在短編を制作中ですので、そちらの方も投稿しましたら読んでいただければ幸いです。


 まずは、次回の最終回、明日投稿する予定ですのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ