第3話 気付けば体育祭の時期でした。
大幅過ぎる程の手直しがなされております。ご迷惑をお掛けしました。
第3話 気付けば体育祭の時期でした。
雑談とも言える会話をしていると、話題は、体育祭へ移っていった。
「そういえば、もうそろそろ体育祭の時期よね。」
口火を切ったのは雫だった。
「だね〜···私は運動嫌いだし、アニメも見れないしで、憂鬱なんだよねぇ…」
俺も余り体育祭は好きではない。理由も同じく運動が嫌いなだけだが。
「確か···コスプレリレーとかいう、この学校特有の競技があると聞いた事あるけど、本当か?」
と、俺は他の学校では聞かないような、異質な競技名が上げる。
「コスプレリレー?あぁ。確か、全学年の代表者+先生がコスプレしてリレーする、オープン競技だったわよね?」
華蓮は簡潔に競技の説明をしてくれる。が、そうかと思うと、小鳥遊は目を爛々と輝かせている。
「コ、コスプレ!?それも先生まで!?これは是非!日比谷先生にやって貰うしかないじゃん!」
小鳥遊は異常な程のハイテンションになって話をしている。
「分かった!分かったから落ち着け!」
この嬉しさは分からんでもないが、一旦落ち着かせる。
「因みに、ウチのクラスだったら、誰に出て欲しい?」
体育祭では鉄板の質問を雫はしてくる。俺の隣では、小鳥遊が手を真っ直ぐに挙げながら、「私も出たい!」と言わんばかりに飛び跳ねている。
「そうだな…やっぱり、男子なら秋塚、女子なら水原じゃないか?」
と、俺は外見のみ見た場合の意見を述べた。
因みにもとの部分も手直し後に使う予定です。