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敵を欺くには

 夕日の赤さが徐々に薄まり、夜の色が濃くなってきたところで俺と唯は喫茶店を後にした。学生寮の門限が十九時ということもあって、唯を女子寮の近くまで送り別れた。突飛な出会いではあったが、別れ際に見せた楽しそうな表情を見てこれで良かったのだと納得している。俺にとっても楽しい時間であったし、収穫もあった。出会って間もない後輩の女の子とこんなにも話すことになるとは全く思いもよらなかったが。

 学生寮は学園の校舎を挟んで男子棟と女子棟で分かれている。学園の正面から見ると、左に女子寮、右が男子寮となっている。そもそもこの第一気功学園は半人工島の玄関口という位置関係にある。具体的に言うとほぼ円形と言えるこの島の北端、最も本土に近い位置の海沿いに作られている。海沿い、といっても港や建物の関係で日常生活で海を拝むことはそうそうないが、学園内で海に一番近い男子寮の最上階からは見ることが出来るらしい。

 学園内に設置された街灯が道を照らす中、焦った様子で学生寮へと走る生徒とすれ違う。門限まではあとわずか、破ったら寮監による容赦のない折檻が待っている。走る姿は真剣そのものだった。

 そんな時間に追われる生徒を尻目に俺は学園中央にそびえ立つ時計塔を目指す。が、夕食の時間を過ぎていることもあって、空腹だった俺は学園内の購買部にて軽めにサンドイッチを買っていく。落ちついたらいただくとしよう。

 ありがとうございましたという購買部の生徒の声を背に暗い校舎の中心を目指す。学園の正面と裏の二か所に時計塔の入り口がある。時計塔はその名の通り巨大な古めかしい時計が学園の正面を向くように設置されている。無駄に高く積み上げられたそれはこの学園のシンボルであり、最上階に学園長室を据えた要でもある。これだけ目立つ作りだとテロでも起こったときに真っ先に的になりそうなものだが。

 時計塔に足を踏み入れた俺は上を見上げる。中は気が遠くなるような長さの螺旋階段と学園長室につながる中央のエレベーターをおいて吹き抜けになっている。最上階は監視台としての機能もあるということもあって、時計塔は中をくりぬいた四角柱のようだ。最下層には生徒会、警備隊の本部がそれぞれある。また上の階には理事会室が設置されている。いるのだが、ここに来ることの多い俺ですらその扉が開いているのを見たことがない。もともと突発的に作られた気功学園に理事会のような基盤が作られることはないに等しいのだろう。それに個人、集団問わず一般人が気功学園などに投資しようものなら世間からのバッシングは計り知れない、わざわざそんな危険を冒す価値を気功に見出している人間は多くない。

 そんなことを考えながら俺はエレベーターを使って上を目指す、用があるのは最上階、学園長室だ。一般の生徒にはまず無縁の場所だが、俺は違う。学園の生徒としてではなく、クラス2nd首席としてでもなく、特別な立場としてここにきている。

 ポーン、という子気味いい音とともにエレベーターが停止する。降りると目の前に仰々しい両開きの扉がそびえ立つ。おそらく学園の中で最も贅沢なつくりであろうそれは、そこが学園長室であるということを嫌というほど主張していた。

 俺は一片の躊躇もなく、その扉をノックする。するとすぐに中から『入れ』という声が聞こえてきた。俺は見た目通りの重厚感のある扉を引いて失礼しますと、軽く頭を下げる。少々無礼かもしれないが、ここの主は気にするような性格はしていない。

 しかしながら迂闊。そんな無礼を見逃さないような性格の人物も一緒にいるということを完全に失念していた。

「天津、なんだその態度は」

 声の主に心底げんなりした。高級感のある部屋に浮かぶ三つの影のうちの一つ、鋭い眼光をより一層鋭くして俺を咎めているのは土谷先輩だ。

「そのうえ学園長直々の招集にぎりぎりに入ってくるとは、すいぶんと弛んでいるようだな」

 言われてチラリと時間を確認してみる。時計の針はきっちり招集時間の五分前を指し示していた。五分前行動ではダメなのか。

 俺がこの先輩をいなすための言い訳を考えていると。

「あら? 天津君。時間まであと五分もあるのだけれど、よく来たわね」

 あからさまに先ほどの土谷先輩のセリフに喧嘩を売っているような発言に擁護された。

 三つのうちの二つ目の影。ひらりと制服をはためかせるその姿は先ほど別れたばかりの九十九夜会長だ。

 そしてこの会長の発言は俺に向けられたものではないことを俺は知っている。

「ふん、学生の模範となるべき生徒会長までそんな考えでは無理もないだろうな」

 ああ、始まってしまった。

 俺は無駄と知りつつも半歩ほど距離をとった。

「あら、時間は有限なのだから無駄にすることは出来ないのよ。それとも警備隊の隊長さんは暇なのかしら?」

「生徒会長はずいぶんと時間の使い方が下手なようだな。お前が休息に使った十分の方がよっぽど無駄だろう」

「休息の大切さすらわからないなんて、警備隊はずいぶんとブラックなのね。メンバーがかわいそうだわ。あ、そもそも仕事がないから休息ですらないのかしら」

「そういうお前の部下は息つく暇もなく仕事をしているようだな。どうやら怠惰なのは会長だけらしい」

「……………………」

「……………………」

 さんざん互いに嫌味を言い合い、ついには無言でにらみ合いを始めてしまった。

 この状況、誰が見ても同じことを思うだろう。

 生徒会長と警備隊隊長。

 この二人はうんざりするほど仲が悪い。

「ちょっ、先輩方?」

 無駄と知りつつも一応話しかけてみる。会長はチラリとこちらを見たが、すぐににらみ合いを再開する。隊長など一瞥すらしてくれなかった。

 もはや一触即発といった模様。強烈な『気』迫がひしひしと伝わってくる。

 もういっそのこと一度模擬戦でもして白黒つけてしまえばいいんじゃないだろうか。

 本気でどうしようか悩み始めた時、突然背筋がゾクリとした。

 ただならぬ気配を感じ取ったのか、にらみ合っていた二人も向き直る。

 部屋の中の最後の影へと。

「そろそろ始めたいのだが」

 見る者すべてに畏怖を与えるような、緊張感と逼迫感。鋭い眼光から放たれるそれは間違うことはない、学園長のものだ。

 たった一つの呼びかけ。それだけでガンジーでも止められそうになかった視線の争いは終わった。

 生徒会長と警備隊隊長はきまり悪そうに向き直ると、姿勢を正す。それに倣う形で俺も学園長の前で直立した。

 ちなみに、結局のところ仲の悪い先輩方は冷戦なだけなので立ち位置として俺が二人の間に入ってやることにした。

「お前たちはもう少し何とかならないのか? 生徒会長と警備隊隊長がそんなことでは私としても困る」

 学園長の呆れたような声に、俺は同じことを思う。いいぞもっと言ってやれ。

「申し訳ありません。しかし、仕事とプライベートは分けているつもりですので。ご心配なく」

 まるでどこかのサラリーマンのようなセリフを言う土谷先輩。あきれ果てる中鋭い視線が飛ぶ。

「別に私は仕事でも嫌いですけど?」

「お前は黙っていろ、九十九夜」

「やめろと言っているだろう」

 和解の余地を見せない二人を制する学園長、どうやら今回の招集も一筋縄ではいかないようだ。

「……まあいい。仕事ができるならば構わん。本題に入るぞ」

 そう言うと学園長はPCを操作して備え付けのスクリーンを照らした。

「これは……」

 照らし出されたのは一枚の写真。木陰から撮ったのか視界が少し悪い。それにかなり距離があるように見える。

 肝心の内容は、

「つい先ほど諜報の石動から送られてきた。ここが反気功団体の拠点ということで間違いないようだ」

 写っていたのは黒ずくめの反気功団体と思しき人物数名。武装こそしていないが明らかにこの人工島にふさわしくないことは窺える。学生でもなければ教師でもなく、気功学園のOBOGでもなければ国側の監査官でもない。国から許可をもらっている商業系の関係者という線はなくはないが、信頼で利益を得ようという団体であの格好はないだろう。

「場所は第一気功学園近郊、内陸の森林地帯を抜けた先だ。報告によれば拠点としての規模こそ些事なものだが、何せ人が多いという。その数は実に百人余り。よくもまあこれだけの人数を集めたものだと私は少々感心している。これを見ろ」

 学園長は学園周辺の地図を映し出した。赤くバツ印がついているところが大まかな推測地点なのだろう。これは……なんというかあまりにも

「近いんですね、ずいぶんと」

 俺とまったく同じ発想だったようで、会長が呟く。地図で見てはっきりしたが、学園と反気功団体の拠点は一キロも離れていない。少し大胆に気功による身体強化を行うだけで、簡単に索敵範囲に入りそうなレベルだ。

「こんなところに堂々と拠点を置いているとは、なめられたものだな」

 土谷先輩は犬歯をむき出しそうな様子で写真を睨みつけていた。学園を脅かす根源を野放しにしていたことへの責任でも感じているのかもしれない。俺から言ってしまえば警備隊の隊長なんて肩書きをもらっているだけでよくもそこまでの責任感を持てるものだと思うが。

「灯台下暗しとはよく言ったものだが限度がある。これだけの拠点が近くに存在して、なぜ誰一人として気づくことが出来なかったのか甚だ疑問だ。天津、お前はこれをどう見る」

 名指しされ、俺は少し考える。

 この人工島は一般人がやすやすと入って滞在できるような場所ではない。血眼になっている国の監査官が本土からの訪問を管理しているはずだ。そうなればこっそりと忍び込むなんてことは無理な話だ。それを掻い潜っているようでは国に管理責任が問えてしまう。

 だとすればほかに可能性は二つ。

「憶測にすぎませんが考えられるのは正規ルート以外からの上陸でしょう。玄関は俺たちの管轄ではありませんが、国側もへまをして俺たちに借りを作りたくはないでしょうし安全と考えてもよさそうです」

 一つ目の可能性、違法上陸に会長と学園長がうなずく。この島にたどり着く方法はそう多くはない。自然と手段は絞られてくる。

「いや待て天津。この島への侵入は厳重に管理されているんだろう。それは海上でも例外はない。いくら他から船でも回してきたとしてもそれこそ監査官が見逃すはずがないだろう」

 会長とのヒートアップから冷静になったのか、土谷先輩が最もなことを言う。その指摘は実にその通りだ。

 そもそも違法上陸を試みる輩が正面から堂々と来るわけもない。ならば国側の監査官はそれ以外のルートを見張るのが当然だろう。飛行機を止めるほどのスペースは確保されていないため空路という線は消える。とすれば残るのは航路。海からの来訪を警戒するはずだ。

「まさしくその通りです。だからこの説はそれほど有力ではないと思っています。ただ、可能性は少なからずあるかと」

 反気功団体は狡猾な連中だ。これまでの様々な行動を見ても確実でない手段をとるという線は薄いだろう。

「して、お前のほかの説はなんだ?」

 二つ目の可能性。俺はこちらで間違いないと確信している。

「反気功団体だけではこの島への侵入は困難でしょう。ですので、この島の誰かが反気功団体に加担している可能性が高いと思われます」

「ほう」

 会長と隊長は僅かに面食らったようだったが、学園長は予期していたかのように冷静だった。これが年の功というやつだろうか。そんなに年は取ってないはずだが。

「まさか」

 土谷先輩は信じられないといった様子だ。まあ、そうだろう。

「反気功団体は俺たち気功士を狙っている連中だぞ? それに学園生が加担するということは自身の首も絞めるということをわかってやっているということになるぞ」

 気功士を狙うために気功士が加担している。なんとも矛盾しているようにも聞こえるがそうでもない。

「懐柔か脅迫か、いずれにしても何らかの形で学園生を味方につけたかもしれないって言いたいのね」

「そういうことです」

 手ごろな学園生を捕らえて脅し、上陸に加担させる。十分に可能性はある。気功士相手といっても中身はただの高校生。一度捕まえてしまえば容易く落ちるだろう。むしろそんな状況に陥って冷静でいられるのは異常といってもいい。

「なら、今まで敵の拠点が判明しなかったことはどう説明する」

 土谷先輩は考え込んでいる。もともと頭脳派ではないだろうに。

「少し出来すぎかもしれませんが、拠点を偶然にも見つけた生徒でも捕まえて脅したんでしょう。諜報を諜報するという形でやっていたならば、今まで誰も気づけなかったことにも一応辻褄が合います」

 むっ、といった感じで土谷先輩も納得してくれたようだ。会長と学園長も異論はないらしい。

「考えすぎかもしれませんが、学園生を利用するために拠点をすぐそばにした可能性もあります。そうして思惑以上にうまくいって人が多くなり、拠点の規模に見合わない人数になったのではないかと」

 反気功団体にとって誤算だったのは諜報において右に出る者のいない石動綾香の存在だろう。彼女はまんまと敵の策を掻い潜り、こうして拠点の位置を判明させてくれた。口は軽いが優秀な学園生だ。

「なるほど。お前の意見は理解した。概ね私も同意だ。ではこれからはどう動く。天津、お前が決めろ」

 その学園長の言葉に土谷先輩がわずかに顔を顰めるのが見えた。が、気には留めない。

「学園長、この件はもう国側には?」

 会長がさっと質問を滑り込ませる。なにを学園側でするにしても国側の対応を聞くのが先決だと思ったのだろう。

「残念だが、良い回答は得られていない。事態を慎重に受け止め適切に対処せよ、とのことだ。何かあるまで動く気はないらしい」

 予想通りの回答だったが、少しげんなりとした。何かあってからでは遅いというのに。何か具体的な支援でもあれば拍子抜けするほど簡単に事態は収束できたかもしれない。

「そんな無責任な……」

 会長も気を落としているように見える。俺たちは学生で、それも不安定な爆弾持ち。新入生も入ってきてただでさえ気を張ることが多いというのに加えて反気功団体にも対処しなければいけないのだから心労もうかがえる。

「もとより期待などしていない。さっさと俺たちで敵の拠点を潰してしまえばいいだろう。国側が干渉してこないというならばそちらの方がやりやすい」

 非常に好戦的な姿勢を土谷先輩は見せている。こうして頭を悩ますよりも行動した方が手っ取り早く済むといいたいのだろう。しかし

「俺はもう少し様子を見るべきだと思いますが。敵の思惑も全貌も見えないまま突貫するには危険すぎるかと」

 ここまで周到に準備を整える反気功団体が、多少奇襲をかけた程度で崩れるような組織であればここまで手は焼いていない。

「保身に入るのは勝手だが、それでここが落とされたらどうするつもりだ。ここ最近は奴らの動きも活発に見える。敵は待ってはくれないんだぞ」

 なおも猪突な姿勢を崩さない土谷先輩。こうなってしまうともう俺では手に負えない。助けを求めるように会長を見ると

「私もこちらから仕掛けるのは反対よ。天津君の言う通り、ここで動くには情報がなさ過ぎる。だったらおとなしく石動さんの報告を待った方がいいわ」

 会長のフォローに不服そうな顔を見せながらも土谷先輩が沈黙する。数では勝てないと見たか引き下がってくれた。

「ふん、なら好きにしろ」

 全然納得はしていなさそうだったが。

「方針は決まったようだな。ではしばらくの間、反気功団体の拠点方面を厳重に警戒するように、生徒会と警備隊で連携をとっておけ。くだらんいざこざは起こすなよ。石動には私から直々に命を下しておく。何か進展があり次第再び招集することになる、気を引き締めておけ」

「「「はい」」」

 下手に動くことが出来ない以上、しばらくは待機することになるだろう。敵側が好戦的である以上穏便にという未来はない。先延ばしにはなったが覚悟しなければならない。

「それともう一つ。明後日から一週間ほどクラス1stの上位五名が遠征に行くのは聞いているな」

 と、今度は別の話に切り替わる。

「ええ、知っていますが。その……今回もやるんですか? 反気功団体のこともあるのに」

 会長が恐る恐るといった感じで尋ねると、学園長はきっぱりと首を縦に振った。

 遠征。

 それは年に数度行われている気功士探しのことだ。気功士は個人差はあれど気功の発生を感知することが出来る。それを利用して本土に残る気功士の適性がある人間を洗い出そうというものだ。気功を感知できる程度は単純な気功の強さと相関関係が認められているため、クラス1stが駆り出されることになっている。

 毎年この時期にも行っているとはいえ、割と異常事態である今回も遠征を行うらしい。

「国側からの命令でな。さすがに無下にすることは出来ん。反気功団体についても憶測の域をでない以上理由にすることにはできないのだ」

「そんな……」

 会長の表情がみるみる険しくなっていく。もしものことを想像したのだろう。クラス1st不在は身も蓋もなく言ってしまえば大幅な戦力ダウンだ。

「すまないとは思っているが決定事項だ。何事もないに越したことはないが、クラス1stの半数が不在ではいざとなれば頼れるのはお前たちだけだ。それを十分に理解しておけ」

「……はい」

 残酷に告げられたまま、その日は解散となった。しかしどうしてか、気弱に返答した会長の声がしばらく頭から離れなかった。



 すでに完全に日が落ち、辺り一帯が闇と同化したころ、俺はようやく自室にいた。疲労の溜まった体は気功なしでは融通も利かず、どさっと二つあるベッドの片方に倒れこむ。ぼんやりと無機質な天井を眺めているとすぐにでも意識を手放しそうだった。

 俺の部屋は二人用だが滞在人は俺だけ。つまるところ数合わせにあぶれたため、贅沢にも二人部屋が割り当てられた……というのは最初に入ってきたときだけ。

 今は学園長の命で一般生徒と同じ枠組みには入れなくなってしまったので自動的に一人確定というわけだ。こっちの方が気楽でいいが、たまには広すぎる室内に柄にもなく感傷的になってしまうことだってある。それに今日はいろいろありすぎたから、

 ……唯は何しているだろうか

 そんなことを考えてしまう。何故だかはわかっている。けれどそれは一目ぼれとか庇護欲などではない、はずだ。

 セミロングの黒髪。

 凛とした黒い瞳。

 すらっと長い手足。

 制服を内側から盛り上げる胸。

 そんな人と一緒にいた記憶が俺の瞼に映し出される。二か月前に唯と出会って、名前を聞いてからずっと。

 そして今日、一緒に過ごして確信を得た。

 松風彼方。

 俺の敬愛する先輩。

 松風唯は彼女の妹だ。


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