113話
[戦闘終了! 【投擲】のレベルが上がりました!]
うん、まあまあかな?
魔法があるため【投擲】が死にスキルになっていた。
たまに、強引に魔法を投げる、という手段でスキルを鍛えていたが、どうにも無駄かもな……と思い始めていた。
まぁ、使わないならそれでも仕方ないか、とも思うが、なんか癪なので、どうにかして【投擲】を役立てないか、考えてみた。
魔法で良いんじゃね、と思うが、万が一、魔法の効かない魔物とか、魔法を反射する魔物とかいたら、と考えると、複数の攻撃手段を確保しておくのは、悪いことではない。
そこで、【錬金術】で投擲用の武器を作り、それを先制でぶん投げる、という方法を試してみた。
威力とかを考慮して、投げ槍を作ってみる。
柄は木製で良いか。余っているし、あまり重いと投げにくい。
穂先は……金属が良いけど持ってないし、石だと刺さるかなぁ?
うーん?
魔物の骨を硬く圧縮したものを、穂先にしてみた。抜けないように、返しも加える。
柄との接合部には、石を一度柔らかくしてから接合部にしよう。重量のバランスが良くなった。
穂先だけど、骨をもっと加工すれば、さらに頑丈に鋭くできるが、この投げ槍は使い捨てるというか、何回か使えば壊れても構わないので、この程度の作りで良い。
むしろ、何本か作っておこう。
この戦法が馴染んだら、もっと良い投げ槍を作ろうかな?
それなら、【空間魔法】の『アポート』で回収しても良いからな。
[戦闘終了! 【光魔法】のレベルが上がりました!]
今の戦闘は、なかなか良かった。
オークに目潰しの【光魔法】を放ち、直後に槍を投げたのだ。
面白いように、直撃する。
しかも、槍がなかなか抜けないので、出血し続けて、そのオークは死んでしまった。
刺さったままの槍は、動きも阻害するので、結構便利です。
ただ、この戦法には欠点があった。
スライムには、全く無効だったのです。
あいつら、視覚とかないようだし、槍が刺さってもすぐに抜け出してしまう。
うまくいかないな。
まぁ、燃やせば良いのだけど。
このスライムを苦手にしているのが、ヴィヴィだ。
基本的に、素手での格闘が得意なので、物理攻撃の効きにくいスライムを嫌がっている。
まぁ、気持ちはわかるけど……ガンバってくれ、としか言えない。
一方、オークのような魔物を好む。
当然、蹴ったり、殴ったりしやすいから。
空中から一方的に、攻撃していた。
ただ、空中からといっても、ダンジョン内なので天井がある。
5mちょっとくらいなので、気を抜くとすぐにぶつかってしまう。
なのでヴィヴィは、飛ぶのではなく、壁や天井を足場にして、空間を三次元に利用していた。
さらに、邪魔にならないように、背中の羽を小さくしているが、僅かに羽ばたかせることで浮力やら揚力を得て、動きに変化をつけている。
これによって、目の前に現れた瞬間、僅かな挙動で死角へと移動され、見えないところから攻撃させる、という酷い攻撃手段を確立させていた。
ヴィヴィ、恐ろしい娘……。
[【解体】のレベルが上がりました!]
おっと。
今、何時だ?
午前4時30分。
地下六階の探索が終わって、七階に向かう途中の安全地帯なのだが。
キリが良いし、帰ろうか?
思ったより、地下六階が広かった。
それに、魔物も多かったし。
ゴブリンも強くなっていた。武装が良くなっていたし、体格も一回り以上大きな個体がいた。
あれは、ホブゴブリンだろうか?
どうしようか?
今後は、安全を考慮して、戦闘は避けて、探索を優先するか?
それとも、今まで通り、サーチアンドデストロイか?
……まぁ、地下七階の様子を確認してから考えよう。
時間はあるから、焦って答えを出すことはない。
ゆっくり行こう。
スキル
不死 状態異常無効 超回復 杖の才能 魔法の才能
高速思考 夜目 魔闘撃 魔力制御 魔法並列起動
空間把握 空間機動 空歩
杖LV.10 剣LV.8 体術LV.8 盾LV.8
投擲LV.9(+1) 必中LV.9 回避LV.9 ダッシュLV.8
耐久走LV.7 解体LV.7(+1) 危険察知LV.8
錬金術LV.8 結界術LV.8
召喚魔法LV.10 空間魔法LV.8
火魔法LV.9 水魔法LV.8 風魔法LV.8
地魔法LV.8 氷魔法LV.8 雷魔法LV.8
光魔法LV.9(+1) 闇魔法LV.8 無魔法LV.10




