第一章 -新しい生活- 開始地点の登場人物紹介
高嶋 裕樹
年齢18歳.身長168Cm.体重56Kg.
普通の小学を卒業し、普通の中学を卒業し、公立の高校を出た。
親の愛を受けた記憶がなく、奇跡の類を体感した実感もない。
こんな自分でもやれば出来るといつも思っているが、行動に移した試しがない。
親元から離れるために簡単で授業料の安い大学を受験し、秋陽と一緒に引っ越すことになった。
高嶋 秋陽
年齢23歳.身長174Cm.体重62Kg.
裕樹の実質的な兄をなる男。
親の経済力と愛を一点に受けて秀才教育を受けたが、そんな親を最近しつこく感じている。
新興のIT企業に就職し、非常に忙しい生活を送っていたが、適当な理由を付けて裕樹と共に引っ越すことになる。
父さん(高嶋 吉則)
エリート思考の父親で、秋陽に過剰な期待をしている。
裕樹の事は二の次どころか三の次で、更には日常の苛立ちを全てぶつけている。
ただし、非常に気が弱い。
母さん(高嶋 紀子)
いわゆる自分の思想を持たない人間で、大抵の事は吉則に任せっぱなしだった。
そんな自分に疑問を覚えることなく生活し、裕樹に対する差別的な行為も特に疑問には思っていない。
またこの登場人物表は裕樹の視点の人物なので、全ての人物の考えや行動と一致している分けではありません。