42・夏休みと皆の夢?
作者「おす!オラ作者」
霞「わー作者だー」
作者「感情の毛先も感じられないな。テンションhigh!で行こうぜ!」
霞「何その無駄なテンション。見てて哀れだよ」
作者「だって2年5ヶ月の歳月を経て漸く夏休み突入だぜ!」
霞「どんだけ時間掛けてんだよ。読者に忘れ去られるぞ」
作者「最近の悩みはまさにそれです」
霞「俺今無性に魔法学校に通って忘却魔法覚えたい」
作者「ヤメレ!」
目前に迫るは夏休み。夏休みだからこそ広がる夢がある
そんな彼等彼女等には野望がある
細やかな夢
壮大な夢
無謀すぎる夢
やたら現実味帯びたリアルな夢
そこには我々の知ることの無い壮大な物語が存在するのであった
先塚洸夜の場合
夏休みに入りました
宿題は最初の一週間で概ね終わり、皆で沢山遊べる時間を作りました
霞君と色んな思い出が作りたくてお父さんのカメラを貰いました
沢山霞君と一緒に遊びたいな。出来れば・・・・その・・・・・二人っきりになって・・・・・・お祭りとか・・・・・・・・行きたいな
その後の花火で誰もいない特等席で霞君と二人っきりで花火を見て・・・・・・そのまま霞君と・・・・・・・・・きゃっ
(注※本内容は、先塚洸夜氏の多大なる妄想と、重度の霞君LOVEの影響により、大まかに改ざんされております。今後この様なイベントが発生するかは現段階では不確定であり、フラグ発生は未定とする)
大甼加弥の場合
待ちに待った夏休み!イベント盛りだくさん!霞と一緒に居れる時間無限大!深娜ちゃんとコウちゃんという強敵が立ち塞がるけど霞の為にも強引に押し切るまでよ!
霞の事だから強引に泊まりに行っても問題無し!夜になったら霞の部屋に忍び込んで・・・・・・きゃは。霞っていい匂いするから落ち着くんだよねー。・・・・・てか深娜ちゃんって毎日霞のいい匂いに包まれてるの?羨ましい!絶対泊まりに行ってやる!夏休み中霞とラブラブしてやる!
(注※本内容は、大甼加弥氏の妄想と小学校からの付き合いによる経験に基づき導き出されたものである。実行された場合高確率でイベントが発生します。フラグ発生は加弥氏の度胸数により大幅に左右されます)
藤坂慎の場合
京都いきてーなー
夜喜さん何してっかなー。ぶっぱなしてるだろーなー若気の至りに走った青少年から中年辺りに向けて
京都いきてーなー京都いきてーなー京都いきてーなー京都いきてーなー京都いきてーなあぁぁぁぁぁぁ!メッさ夜喜さんに会いてぇぇぇぇ!時々メールとか電話くっけど生夜喜さんに会いてぇぇぇぇ!行くか!霞誘って京都行くか!そうだ京都行こう!新薬開発の人体実験やれば速攻金貯まるし配達手伝えば駄賃(一回200円)来るしオッケーだ!よっしゃ!ゼッテー夜喜さんに膝枕してもらうぞ!出来れば俺もしてあげたい!ビバ京都!
(注※本内容は藤坂慎氏の脳内より溢れ出た妄想の一片に過ぎません。放送事故を未然に防ぐため、大幅に削除致しました。例え実行しても結果は火を見るより明らかなので本内容は自動的に削除されます)
野崎霞の場合
はあ、漸く夏休みか。宿題は片付いたし久し振りにゆっくり・・・・・出来ねーよな。取り敢えずあの三人組は俺ん家入り浸るだろうから侵入対策で部屋に鍵付けるか
それにお嬢の所にも行く羽目になったし・・・・・あー鬱になりそ。あ?なに夕月・・・・は?いや駄目だし。お前なんかを1日自由にしたら俺に明日は無いから。マジで黙ってなさい。今度は雫か?お前はマジでダメな。お嬢泣くしなんつーかお前の存在メンタルレイパー?つか無闇やたらと見境無く襲うな。俺に平穏な1日をくれ
あーそれに佐藤さん打ち合わせに来るって言ってたな。もう休みの方が忙しいってどうよこれ
あー鬱だ。いっそ京都に逃げるかな
(注※本内容は、野崎霞氏の17年で培った経験と、既に内定済みの予定で構成されております。イベントの増量は御座いますが覆る事は万に一つも御座いません。皆様御悔やみの念を込め御唱和下さい。合掌)
大川深娜の場合
はぁ、夏休みね。学校に行く機会が減るから調査は暫く休みにするしか無いわ
霞のせいでお嬢様に大変御迷惑を掛けてしまったしお詫びに行かなければ。勿論霞は強制連行ね
多分他の皆も来るだろうし幸澤に連絡は入れておくしか無いわね。はぁ、またお嬢様に御迷惑を掛けてしまうんじゃないかしら。不安ね
こんな長期休暇初めてだしたまにはゆっくりしたいわね。昔使ってた無人島にでも休暇に行こうかしら・・・・・・なんで霞と一緒の場面が思い浮かんだのよ。他の人誰もいないんだけど
まあ別に何時もとたいして変わらないし霞位なら連れてこうかしら・・・・・他意は無いわよ
無いからね
(注※本内容は、大川深娜の今後の予定の一部である。周囲の暴走、イベント発生により大幅に左右されます。また、お嬢第一主義のため周囲に少なからず被害を及ぼします。なお、大川深娜ツンデレ説は本人の自覚が無い、又は拒絶反応を示しているため、ツンデレ率は当社比47%減とする)
そんな彼等彼女等には野望がある
細やかな夢
壮大な夢
無謀すぎる夢
やたら現実味帯びたリアルな夢
夏休みは審判(通知表)の先に見える世界である
「まんまみーあー」
あ、加弥撃墜された
机に突っ伏して親への言い訳を呟いている
まて、何故俺の名を出す
「よし♪」
洸夜は好成績だったようだ。ウキウキしながら加弥に近付き・・・・あ、捕まった
「通知表がなんぼなもんじゃい!」
パッとめくってパッと閉じる。鞄の中に投げ捨て自棄になる慎。迫る母親の拳を垣間見たな
「・・・・・」
余裕でいらっしゃいますね深娜嬢。何?ちょっ俺の通知表取るなよ。返せよ恥ずかしい。しかも見るなり逆ギレ!いたっ!蹴るなよ
「かーすーみー」
背後からゾンビの如く現れた加弥。チミも俺の通知表見たな
「かじっていい?」
「断固拒否」
「うわぁ!霞君すごい!こんなに成績良かったんだ!」
「いやたまたまだよ。去年は並み位だったし。ってか通知表返して」
なんとか奪い返しイソイソしまう。いよいよ夏休みですか
悪いことしか起きないんじゃね?的な不安を拭いきれませんが二割強位は有意義な休みだと願いたい。つか高2にもなって宿題に絵日記はどうかと思うぞ
「かーすーみー」
「なんすか加弥ゾンビ」
「いただきます」
「ぎゃぁぁぁ!マジで首に噛みつきやがった!しかも甘噛みヤメテ!」
「なーらーばーしゅくはくー。とめてー」
震えが止まらないほど甘噛みされてます。首は俺の弱点です。ホント勘弁して
とゆうことで、強行採決で我が家での強化合宿が夏休み前日より始まる事になりました
すいませんもう疲れました。今日はもう許して
加弥「加弥と!」
洸夜「洸夜の!」
加・洸「テレフォンショッキング!」
加「今日のゲストはこちら!」
お嬢「ご機嫌よう皆様」
洸「お久しぶりですお嬢さん」
嬢「突然此方に呼ばれたのですが・・・」
加「ここは一言本音を語ってもらうコーナーです。っていうかお嬢さんの本名麗奈さんですよね?」
嬢「そうですが何か?」
洸「あれ?私達の高校の副生徒会長も麗奈さんじゃなかった?」
加・洸・嬢「・・・・・・・・作者!!」