表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/61

11・戦場に降り注ぐ・・・・・・手榴弾

みな様。間違い有りましたら物凄い勢いで教えて下さい。

二度と無いようにしたいな

なんか話が勝手に進んで我が家への宿泊会へと進んでしまった。

さてさて、今日の晩飯はいかなる評価を頂けるのか。しかも相手は三人。嘘でも不味いと言われればへこむんですよ。

「・・・・・・」

後ろではさっきから深娜は極力無表情で何を考えているのか。

数分もたてば我が家に到着、家の鍵を挿し込んで捻れば・・・

「?、開いてる・・・・・・、!!!!」

まさか空き巣!こんな時になんたる不運、、重なる時はとことん重なるものなのか!

ゆっくりと音をたてないように静かに家へ侵入。居間からはテレビの音が聞こえてます。

消し忘れたか堂々としすぎた泥棒なのか・・・・・・。

今の深娜は戦力にカウント出来ません。

俺がやるしかないんだ

一騎一殺

心で叫び居間へと

「何様のつもりじゃ泥棒風情がー」

ドアを勢いよく蹴り中に居るであろう泥棒に正義の鉄槌(深娜が愛用ハンマー)を振りかぶって

「遅いぞアホ霞ー」

そこにはソファーに寝そべる加弥とテーブルの横で正座する先塚。部屋の隅には荷物が寄せてあります。

「・・・・・・、君達は何故我が家に入ってるんだい?」

「ピッキング」

「先塚さん何平然と答えてるの!? つうかピッキング流行ってんの?」

後ろの人に聞いても反応はやっぱり無しですか。すると加弥はスススと深娜に近付き

「深娜ちゃん、エロ霞に何かされたの?」

「おいそこの勘違い娘、何を考えてそんなこと言ってんだ」

「何かされなきゃこんなに無表情になるわけないじゃん」

いつもそうじゃん。

確に前より表情は読みづらいけど大雑把になら分かる。

周りの声にすら反応せずに考え事をしている。

以上

「こいつは考え事してるだけだ」

「なーんだ、つまんないー」

「人の不幸を笑うなや」

「・・・人の不幸は蜜の味」

「なにさりげなく問題発言してるんだ先塚、そんなこと言ってると夕飯抜きだよ」

「死ねー♪」

どこからともなく細いロープが宙を舞います

「ぐごあぁぅぁ、ナニコレ、必殺仕事〇?お願い加弥、夕飯作るから指で弾かないで」

「しょーがないなー」


生きてるって素晴らしいね?

さあ、早速料理を始めましょう。

今日は久々なグラタンです。美味く作れるか多少心配なんですが気合いでなんとかしましょう。

「・・・・・・、カメラマンさん」

俺の顔をズーム

「居間に戻りなさい。」

少しずつバック。そして居間へ消える

あいつのせいでじゃが芋が変に切れた



「・・・・・・」

深娜をズーム

「・・・・・・」

撮影終了



「霞ーまだかー」

「後は焼くだけだからおとなしく牛乳飲んでなさい」

「はーい」

素直なんだが底知れぬ恐怖を感じる加弥は、小中学を共に過ごし高校まで一緒と数少ない本心を語れる友だ。小中までは普通だったのに高校辺りから妙に攻撃的になった気がする。昔から素直で元気が売りで友達も多かった。今でもちょくちょく小学の時の友達と遊んでるそうだ。

俺なんかより何倍も人付き合いが巧かった。

俺はどーもその辺が苦手だった。共通の趣味が持てる人がいなかった。

まー小、中であんな趣味持ってる奴なんて日本全国でも数える程もないだろうな

そんな俺に当たり前の様に話しかけてくれたのが加弥だっし慎と親しくなれたのも加弥のおかげだ。

だから無くしたくないんだ。心から話せる大切な友を



チーン。



「焼けたよ、さっさと持ってきてー」

「それが人に物を頼む態度かい?」

首に伸びる手

「分かりました。ですので必殺〇事人は止めて。月にレントゲン写っちゃうから」

さてさて運命の試食タイムですよ。

先程深娜の方をチラリと見たがどうやら考えはまとまったらしくいつもの無表情だ

三人はゆっくりとフォークを口に運ぶ。

さて問題です、次のコメントは誰かを当てましょう


1 「んー、まずまずかな」

2 「・・・・・・・」

3 「・・・・・・・」


thinking time

3、2、1、終了

はい、答えを近所迷惑にならない程度に叫びましょう


はい、正解者は青森県八戸市の松倉君でーす。また来週ー

嘘だからね


順番は加弥、深娜、先塚です。違いは点の変換だよ

「まずまずって、結構へこむよ君」

「だってチーズがパルメザンじゃないんだもん」

「こだわるなよそこまで」

「何で私のだけ焦げが多いの」

「仕方ないじゃん。置く場所によって熱の伝わり違うんだから」

すると深娜はなんの躊躇もなく俺のグラタンを奪っていった。さりげなく一番良いとこ取ったのに

そんな悲しみに沈んでいるとなんか先塚の様子がおかしいんですよ。なんか一口めから全く進んでません。もしかして不味かった?

あ、なんか手が震えてる。本当に不味かったの!やべー


ガタンッ

等々立ち上がっちゃった

「霞君!」

「すんませんでした。お代はいりません」

「・・・・・、ここって店じゃないでしょ」

深娜、適格なツッコミありがとう

それにしても今まで見たことない顔付きですよ先塚さん

すると定番になった土下座をする俺の手を取り

「美味しい」

「へ?」

「凄く美味しい」

なんか凄く感動してない?

「てゆうかキャラ違うよね?」

ドスっ

無粋な質問でした

「そんなに美味しかったの?」

加弥、お前の方が無粋だ

「うん、お母さん料理破滅的に下手だからさ。小麦粉と塩間違える人だからさ。」

・・・

「白以外接点ないじゃない」

「他にも焼きそばにココアパウダー入れるし」

・・・・・・分かる

「もう接点すらないじゃない」

分かる

「分かるぞその気持!」

本当に分かるんです

「俺のお袋もさ、肉を煮込むてゆう単純作業に何故かコ〇ラを入れやがった。理由は甘く柔らかくなる。それだけなのだよ」

「苦労してるね、霞君」

「他にもカレーの仕上げで弱火で混ぜるって事を任せたのに何かタバスコと唐辛子とハバネロ入れちゃうんだよ。その日から四日泣いたよ」

お互い辛い過去を乗り越えた者同士何か共感出来るのだ。

「私もそんな料理出来る方じゃないから明日から色々教えて貰います」

「任せろ。家庭の平和を守るためにも」

目指すのだ、家庭の星を

『・・・・・・・・・・・・、で、いつまで手を繋ぐの?』



皆さん、黙祷をお願い致します




さて、大惨事を終え奇跡的に一命をとりとめ助かった俺は片付けやお手伝い(間接的パシリ)に走りっぱなしで解放されたのは夜12時45分。


加弥、お前パシリ嫌いなはずだったのに何故あんな極悪非道な・・・・・・

先塚、正直お前性格変わりすぎだ。何がお前をそこまで変えたんだ?

深娜、お前笑っただろ(普通に見たら無表情)雰囲気柔らかかった。びっくりだ



明日から更に大変になるか。慎よ、助けてくれよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ