第七十一話 《無獣》の真実 其の四
今回は箸休め回だと思ってください!
嘘だろ〜。……はっ!私と特にティア、これまで結構無礼を働いていないか!?どうだ?
私は今までの言動を振り返る。
う〜む――――アウツ!
「こ、ここれはそうとは知らず、数々のご無礼、大変申し訳ございませんでした!!」
私は瞬時に土下座のポーズを取り、最大限の謝罪をする。
「ルビアさん、顔を上げてください。そんなこと、これっぽっちも気にしておりません。今は私の話をお聞きください、ね?」
顔を上げると、ウィーラさんを小悪魔じみた笑みを浮かべた。は〜、これがギャップ萌えというやつか。
「畏まりました」
「ルビアは気にしすぎだよ……」
ティアよ、ボソッと呟くな。特に今は!
「貴方には!多少の謝罪はしていただきたいのが本意ですがね?」
「へー、そうなんだー」
「はい、そうですよ?」
睨み合う二人。ほ〜ら、言わんこっちゃない。
貴方達、なぜか知らんがあまり仲がよろしくないのだから、こんな場所でやめなさいな。特にティア!
「ゴホン……ウィーラよ、話を」
「あっ…………これは失礼致しました」
痺れを切らしたか、国王が口を挟む。
ウィーラさんは我に返ると、国王に軽く一礼をして、こちらに向き直る。
「で、では、改めてまして、お話しさせていただきます。《無獣》の真実を…………」
先程までとは打って変わって、落ち着いた雰囲気のウィーラさんは語り始めた、
「全ての始まりは一四〇〇年前、『文明崩壊』が起きる元凶となった一つの国――――『ロックブロス』のとある愚考からでした……」
――《無獣》の真実を。




