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英雄にすることもまた一つの恩返しである  作者: 若村鬼海
第四章 今、扉は開かれる
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第六十話 お久しぶりで〜す

 その後カクカクシカジカあり、家族会議の結果はライダー兄さんの言った通りとなった。

 そしてそのことを手紙に書いて、ウィーラさんへ送り、数日が経過した。


「ん?」


 自分の部屋でまったりとしていると、久しぶりに携帯に着信があった。

 ウィーラさんと表示されていたので、私はすぐさま電話に出た。


「もしもし〜」


『あ、もしもしルビアさん?お久しぶりです』


「はい。こちらこそ、お久しぶりです」


『突然のご電話、大変申し訳ございません』


「いえい〜え、そんなお気になさらず。ちょうど暇していたところだったので」


『そうですか、良かったです。…………お、お返事の手紙、しっかり読ませていただきました』


「本当ですか、それは良かったです」


『詳細は基本的に手紙に書いておりますので、そちらをご確認ください』


「はい。畏まりました」


『――ただ、一つだけお願いがございまして……』


「お願い、ですか?」


 いきなり声が弱まったが、なんであろうか?


『はい。本来ならばこちら側がお迎えに上がるのがスジなのですが、その…………例のこともありますし、申し訳ありませんがご自身達で行っていただけませんか?も、もちろん!運賃などはこちらで持ちますので……』


「はぁ〜、なるほど……」


 おそらく、ウィーラさんはフカーヨス邸での事件で信頼を失ったと思っているのだろう。

 まぁ、彼女なりの気遣いといったところか。


「畏まりました。それとお気になさらず」


『――ッ!……本当、感謝しかありませんね…………では、国王陛下には私からお伝えさせていただきます』


「はい、お願いします」


『……ではまた』


「はい、また」


 そうして通話は終わった。


 う〜む。そ〜ういえば、ウィーラさんの声を聞くのはあの時以来か。

 少し問題はありそうであったが、元気そうではあったのでなりよりである。


「さ〜てと、また家族会議をしなくては」


 私は携帯を机に置き、みんながいるリビングへと向かった。



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