第三十五話 文明崩壊
「――おろろろロロロロロロロロ」
ほっ、本当なのか!?この、父としての威厳が欠落していっている父さんが?
「あぁあ、そうでした。今の人類は『文明崩壊』の真実を知りませんでしたね」
するとレイヴンは思い出したかのように言った。
ここにきてニューワードだとぉ!?交通渋滞、ちょ〜う迷惑!!
えっ、えっ、どうする?い〜や、待てよ。こういうのはティア達も初耳な筈だ!
きっと説明が――
「貴方は『文明崩壊』の何知っていると言うのですか?」
あ〜れ?
「『文明崩壊』の真実?そんなのあるわけないじゃない!」
う〜そ。これ、私以外知っているくちなのか……
う〜む、非常に気まずい。だが今から聞くのもあれだ。
ならば、ここで私が取るべき行動は一つ!
「ほ〜う、君はつまりスタート・ワールドと《無獣》の関係性が違うと言うのかね?」
「――なッ!」
そうさ、知ったかぶり〜〜!!
なんかそれっぽい事を言ってしまえばどうにかなるであろう。
「ルビアどういうこと?」
「ルビアさん……関係とは?」
え、まさかの大事故?
「あ~、え〜と……」
終わったわ、知ったかぶりしてすいませんでした!!
「――なんと!まさか、知っている人がいるとは!!」
唐突にレイヴンが呟く。驚きを隠せていなかった。
えっ、不思議なことが起こった。
「どうなっているの?」
ほんと、そうですよね~!
「ルビア説明して!」
私が一番説明が欲しいです!!
「まあまあ皆さん、一旦落ち着いてください。私がわからないお二人に丁寧にご説明しましょう――」
レイヴンは両腕を広げる。
「――その少年を葬ってからね!」
そう言うと同時にレイヴンの両腕から、無数の黒い短刀が私に向かって飛んできた。
「ソォ〜リぃぃぃぃ〜〜〜〜!!」




