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英雄にすることもまた一つの恩返しである  作者: 若村鬼海
第一章 動き出す歯車
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第十六話 親の本名を知った時、どう思いましたか?

 あの後、騎士団の人達にダマキを引き渡して家に猛スピードで戻った。


 そして今……


「「大変、申し訳ありませんでした!!」」


 ラーミルさんとウィーラさんに頭を下げられている。


「あ、あの別に我々は気にしていないので、どうか頭を上げてください」


「そうですよ、そうですよ!」


「そうか?こいつらの所為せいじゃないのかぁ?」


「お〜い!父さんは少し黙ってもらえるかな?」


 今回は父さんも同席している。酒を呑みながらだが……


「いえ。あんな事を言ってしまったのです。そんなふうに言われても無理はありません」


 そう言ったのはラーミルさんだった。

 あれ彼女、こんな人だったっけ?

 まぁ〜あれは仕事だったし、水に流すとしよう。


「いや〜、私達も勝手に外に出てしまったので……」


「その件につきましても申し訳ありません」


「い〜やいや!終わった事ですのでもう今回は水に流しましょう!!」


「……その慈悲深いお心に感謝しかありません」


 なんか重い空気になってしまったなぁ〜。

 これは換気が必要だな。


「あ〜そうだ!彼が私の父です。ほら父さん、自己紹介自己紹介」


 よ〜し、とりあえず父さんを前に。


「そ、そうでしたね!」


 ウィーラさんも気が付いてくれたようだ。


「お、おう。俺はR5《アールファイブ》ドラゴン、こいつらの父だ!!」


 え?


「改めまして、ウィーラ・フカーヨスと申します」


「ラ、ラーミルと申します」


 父さんって、ドラゴンなの?てっきりただのトカゲなのかと……待って!?

 じゃあ、兄さんも実は馬ではないのか?後で聞かなくては。


「そうだ!話は変わりますが、ルビアさんはラーミルさんの《守護獣》をどのように振り切ったのですか?」

 

 お〜い、ウィーラさん?話を変えてくれるのは嬉しいですけど、それは触れちゃだめです!


「確かに……今度は任意で構わないのでルビアさん、教えてくれますか?」


 どうしよう?言えない。父さんとフォジュックさんに酒を呑ませている間に行こうとしたら、彼が下戸すぎてたなんて。

 フォジュックさんの名誉のためにも!


「え〜と……」


「わぁ〜が姫よぉ、そぉ〜ゆ〜うところだぞぉ。や〜めなサァ〜い!」


 すると奥からベロベロのフォジュックさんがやって来た。


「そ、そうですね。……てか、呑み過ぎです!酒臭いですよ?」


「べつにぃ、いいじゃないかぁ?」


 あっぶねぇ〜。家に戻って来て父さんがまたフォジュックさんと呑み始めてくれてよかった〜。


「こほん。ルビアさん、今回の件は私が責任を持って対処いたしますのでご安心ください。貴方のお父様の件は後日に……」


「はい、わかりました」


 急に真面目な話になるな。やはり、父さんの事は黙認されなかったか〜。

 う〜む。まぁ、いっか!!


 こうしてこの騒動は終わりを迎えるのだった。

《次章紹介》紹介:ルビア

 いや〜今回は大変だったな〜。危うく首が飛ぶ所だった。

 え〜と、なになに。次章は父さんの件を解決する為にフカーヨス邸へ。そこでルビアは驚愕の事実を聞かされる事になる。そして一方、兄さんはまさかのラーミルと遭遇することに……

 成程〜、ん?兄さんとラーミルさんが遭遇!?ちょっと待って、どういうことだよ〜〜!?

《第二章》それぞれの邂逅

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