『ループする明朝狂い』
『ループする明朝狂い』
・・・目覚めのコーヒーと共に狂い
㈠
冬場の明朝は、寒いものである。布団から出たくないということで、パソコンに向かうのも、時間が少し遅れる時もある。それでも、明朝は、狂ったようにループする。小説の執筆のために、狂うのである。其の、自己満足の小説の執筆、詩の執筆に、狂う必要がないのに、自分はパソコンに毎朝向かう。
㈡
そしてまた、明朝の執筆には、目覚めのコーヒーが付きものである。少しずつ、カフェインを取ることで、視覚、それを含む五感が、目覚め出すのである。だから、執筆にコーヒーは付きものなのだ。脳が覚醒していくのが、分かる、まるで、狂いが、当然のごとく、毎朝ループする。
㈢
畢竟、自分は、狂いたい訳ではないのだ。寧ろ、執筆しなければ、という使命の様な、意味不明な狂いの中で、真剣に、また、生真面目に、パソコンに向かうのである。こんな毎日のループが数年続くと、どうなるだろうか、自分は、確かに狂っているということを、体感するのだろうと、思う次第狂いである。