1、異世界へ転生
初投稿です。
これからゆっくり連載していこうと思っています!
よろしくお願いします。
突然だが、僕、橘内 陽は死んだ。
死因は、病死だった。
よくある話で小さいころから体が弱く、学校もまともに行けず、病院で本を読んだり、
携帯でアニメを見ることしかできなかった。
気づけば16歳、10年以上病院生活をしたせいで、本の知識やアニメや漫画の知識が
付いてしまい、病院外の常識がほとんどわからず死んでしまった。
だが、死んだ後、目の前が光、目の前に人が居た。
「やぁ、陽くん、初めまして」
「は、初めまして」
あれ?僕は死んだんじゃなかったのか。
しかも外だし、体も怠くない。
「君は死んだよ、ただここは地球で言う天国みたいな所だ」
「あぁ、ということは神様か何かですか?」
「その通り、一応、神をやらせてもらっている」
神様だから心が読めるのか。
それにしても漫画で見たことがある展開だな
転生でもするのかな?
「そう言えるかな、君は若くして死んでしまった、それを見て、少し同情してしまってね
せっかくだから生き返らせようと思ったのだ」
「なるほど。一応聞きますが、地球ではないのですよね?」
「そうだな、地球ではもう無理だ、別世界になる」
「わかりました、よろしくお願いします」
「かなり飲み込みが早いな、最近の若者は皆こうなのかな」
「わかりません、僕はずっと病院に居たので、本などの知識です」
あれだけ漫画の種類が多くなっているということはそれなりに有名なんだろうな。
「ふむ。ならば、早速行ってもらうとしよう、別世界ではしっかり人生を楽しんでくるといい」
「わかりました!、いろいろありがとうございました!」
漫画で見た展開とそっくりに進んで、別世界に転生することになった。
今世では親孝行などができなかったから、来世ではできるといいな。
そして、ファンタジーな世界だったらいいなと、考えながら、転生した。