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親父シリーズ

巣作り親父と竹槍親子

作者: けにゃタン

「私は、鳥だ!私は、鳥だ。」


そう言いながら実家から大きい脚立を担いで来た。


元々、目星をつけていた電信柱に向かっていくと、電信柱に向かって親父は脚立を傾け呟いた。


「ウヒョー!やっぱ、最高だぜ!ここは桃原郷だぜ。」


と言いながら脚立を使って電信柱の頂上に登った。


「いい見晴らしだ!やっぱりここだな!」


と言って針金や木材を籠から取りだし、巣を作り始めた。


ほぼほぼ出来上がった時、恐ろしい事が出来た。


バチバチバチと電線から火花が上がった。

そして、私はコンガリチキンになってしまうというハプニングが起きたのだ。


そして、一帯が停電になると住民が家から出てきた。


住民のひとりの女の子が、コンガリチキンになった私を指差して呟いた。


「ママー!あれ、なにー?」

すると母親は応えた。


「コラ!みちゃダメ!あれは、ただの焼き鳥よ!ただの、焼き鳥よ!!」


と言って、母親は家から竹槍を持ってきて焼き鳥親父のケツに刺すと親子共々、自宅へ帰っていった。



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