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深淵の柄

作者: 湯納


 昨晩の、夢の話をしようと思う。

 私は面白い夢を見ると、思い出せる範囲で夢日記に書き起こすという、趣味とも言い難いちょっとした習慣がある。


 夢というのは不思議なもので、意識の覚醒と同時に急速にその内容は忘却の彼方へと追いやられ、目を開き現実世界での活動を始める頃にはもはや思い出す事も困難となってしまう。

 しかしながら、わずかばかりの断片的な記憶の欠片を頼りに夢日記というものを書く習慣が付くと脳が訓練されるのか、自然と夢の内容も鮮明に覚えていられるようになるのだ。

 始めの方こそ真面目にノートに書き出していた私は、この数年でもはや夢日記を書かずともある程度目覚めた後も夢の記憶を維持する事ができるようになった。

 今では稀に、面白かったなと思う夢を記憶が新鮮なうちに一気に書き上げたりするくらいだ。夢の記憶など半日もすれば記憶が薄れ、数日も経てば思い出す事もなくなる。そのため、たまに読み返すと案外面白かったりするのだ。


 それはさておき、昨晩の私は読書に耽り、深夜1時を回ったところでようやく明かりを消し布団へと潜った。僅かな尿意を無視し、ゆっくりと深い深い闇の中へ沈んでいった私は以下のような夢を見た。



 私は浴室でシャワーを浴びていた。

 何とも古めかしく、民宿の共同風呂を思わせる雰囲気であった。やや重たいシャワーのヘッド部分から流れ出る水圧は心細いほど弱く、取っ手の金属部分には錆が見てとれる。壁は黄ばみ所々には黴が生えていて、手入れはされていない。足元のタイルも端々が剥がれている。

 肌色の照明から零れる光が水蒸気に反射し、温かな明かりで辺りを包んでいる。

 備え付けの湯船はステンレス製で、懐かしい銀色とロール式の風呂蓋は祖父母の家を思い出させた。浴槽の大きさは二人が浸かれる程度、足を延ばす事を考えたら一人、という普通の大きさだ。

 浴室は6畳間ほどあり異様に広かったのだが、この時の私は特に違和感を覚えることもなかった。夢とはそういうものだ。

 

 シャワーを済ませ湯船に浸かった私は、周りを泳ぐ金魚に見とれていた。


 親指ほどの大きさの金魚が一匹、小指の爪ほどのが二匹、寿司ほどの大きさのが一匹。それと傘のある水色のクラゲが一匹、傘のない金平糖のような形をした黄色のクラゲが一匹。私の周りを漂っていた。


 クラゲに毒はないようで、手のひらに乗せて持ち上げると小さく萎む様が面白く、私は年甲斐もなく無邪気に水に浸しては引き上げるという行為を繰り返していた。

 辺りでは金魚が水面に向かってパクパクと餌を求めるように口を開けていた。


 湯船を堪能し浴槽から立ち上がると、水位は腹部にまで達していた。見れば、浴室すべてが湯船のようにお湯に浸されていたのだ。

 いつの間にこんなにお湯が出ていたのかと困惑しながらも、当然これでは浴室から出ようとドアを開ければ水浸しの大事故になることは必須であることに気付いた。


 そこで、排水溝にあった栓を開け浴室の水の排出を試みたのだが、大きな問題が発生した。

 驚きの吸引力を見せる排水溝は、なんと湯船から溢れ出た金魚やクラゲたちを巻き込んで飲み込もうとするのだ。

 慌てて左足で穴をふさぎ、渦を巻く水流から金魚たちを救おうとするも、足の隙間や細かい穴からどんどん水が飲みこまれ、金魚たちも吸い寄せられてしまう。

 金魚たちを二つの手だけで押さえつけ回収しきるのは不可能であった。

 咄嗟に近くにあった手桶を取り、中に隔離させようと努力はしたものの、みるみる下がっていく水位に追いつくことは難しかった。


 小さいのを二匹、親指サイズを一匹を救出し、水色のクラゲを掬った頃には水位は膝下ほどにまで下がっていた。黄色のクラゲは消えてしまった。

 最期の一匹、寿司サイズの金魚を探していると、足元に発見することができた。その金魚は排水溝の網に張り付いていた。体が大きいために穴を通過せず引っかかっているようだが、今にも隣の大きめの穴へと吸い込まれる可能性があり、危険である事は明白だった。

 しゃがんで何とか金魚を掴もうとするが、水圧によって金魚が全く動かないうえに表面がヌルッとしていてうまく掴むことができない。

 アプローチを変え、その大きな尾ひれを指で摘み持ち上げてみたところ、あっけなく尾ひれは引きちぎれてしまった。

 もうこの金魚は、満足に泳ぐ事ができなくなってしまった。


 取り返しのつかない罪悪感と悲しみに打ちひしがれる中、浴室にあった水はそのすべてが飲み込まれ、最後の水をヒュウウウゴポォという音と共に排水溝へと消えていった。

 流線形となった金魚もまた、つるりとその勢いに流され隣の穴から暗闇へと落ちて行った。


 手桶をかかえ、金魚の尾ひれを手に浴室に突っ立ていた私は、一瞬の後、暗闇の中を落下し始めた。

 遠くには無数の穴があり、温かな光が漏れている。しかし、私の体はそこから遠ざかるようにして流されていく。どんどん小さくなる光を見ながら、私があの大きな金魚になったんだなと思った。



 目が覚めると、そこはまた暗闇であった。

 

 何度か瞬きをし、夢を見ていた事に気付いた。浴室と金魚の夢だ。

 どうやら和室で寝ていたらしく、畳の感触と臭いが鼻先から伝わる。


 周りには枕や布団もなく、床にそのまま寝ていたようだ。

 横目で見ると、隣の部屋とを仕切る襖が少し開いており、明かりが漏れている。両腕を下にして、うつ伏せの体勢で私は寝ていたようだ。


 そして直感的に、これもまた夢だと思った。

 私はもっと快適な環境で寝ていたはずだ。記憶は霧がかったようで何も思い出せないが、なんとなくそう思った。


 現に、体が動かない。金縛りというやつだ。

 あれの仕組みは単純で、脳が覚醒、つまり起きてしまったものの、体はまだ眠った状態で脳からの指令が上手く働かないというもので、別段霊的な現象でもなく眠りが変に浅かったりすると起きるとかなんとかと聞いた。詳しくは文明の利器に頼れば簡単に教えてくれるだろう。

 実際、私は金縛りを非常に多く経験している。ありていに言えば珍しくもない日常の一部だ。


 そしてこの状況に陥った時、経験則からしてまだ夢の中である可能性が非常に高い。

 夢から覚め、起きた!と思ったらそれもまた夢で、今度こそ起きた!と目覚めればそれもまた夢の中だった、という頭のおかしくなりそうな体験も覚えがある。

 夢から覚めた直後の金縛り状態というのは、まだ夢の中である事が多いのだ。


 とはいえ、断言するには至らない。もちろんこれが現実である可能性もある。


 そこで私はとりあえず状況の改善を図った。

 金縛り体験の上級者として、これを打破する方法ももちろん知っている。

 基本的に夢を見ているときは、思考が完璧に機能しないため直感的な行動に移りやすく、その方法を実行できない時もあるのだが、この時は体が覚えていたためにちゃんとその手段を取る事ができた。

 方法は二つ。小指の先であったり唇であったり、どこか一点に集中して動かす事をイメージする。そしてその動きの幅をだんだんと大きくする。振り子の要領で反復させていると、何度か試行しているうちに意識していた部分がピクリと動くようになり、直後魔法が溶けたようにして体の機能が戻る。

 もう一つは思い切った方法で、ただただ気が狂ったように激しく行動する。大声を上げる、体を一気にローリングさせるなどだ。怒号のような脳からの指令は、全身を叩き起こしてしまうのだろう。


 私はこの時、うつ伏せである事を利用して体を上下に揺さぶった。両手が柔道の受け身を取った時のように体の下にあり、上体を動かせる体勢であったからだ。

 頭頂部には立てつけの悪い引き戸があり、少しずつ体を揺らすと頭がぶつかって「ガンガン」という音を立てた。

 次第に大きくなっていく音を聞き、間もなく解除できるだろうと思ったところで、ふと頭をよぎるものがあった。


 こうはしているけど、やはりここは現実なのではないかと。

 何せここは祖母の家の居間であり、知っている場所だ。なぜこんなところで寝ていたのかは覚えていないが、異世界などの見知らぬ場所でもないし、見知らぬ場所を既知の場所と認識してしまう夢特有の現象でもなさそうだ。

 普通に目が覚め、その上で金縛り状態にあるだけなのではないか。


 ともすれば、今の私はうつぶせで頭を引き戸にぶつける頭のおかしい人間なのではないだろうか。

 音を聞いて隣の部屋から親か祖父母が顔を覗かせでもしたら、私は大変恥ずかしい思いをすることになるだろう。


 そう思うと、私は体の動きを止め、もう少しばかり考える事にした。

 はたしてこれは夢なのか、現実なのか、を。人間は考える生き物だからだ。


 夢と判断した理由は、最初に目覚めた時の直感だけであり、他には何も根拠がない。

 対して、ここまで疑っているのに何も変化がない辺り、これは現実なのではないかとも思える。


 確かに、こんなところで寝転んでいる私を誰も注意せず、そのうえ電気まで消しているなんて状況は不自然ではあるのだが。


 と、ここまで考えた時、私はこれが夢であると確信した。


「誰だお前。」


「……。」


 理由は単純で、先ほどから耳元でナレーターが私の思考の整理の経過を読み上げているのだ。

 例えるなら、実際にこの思考を文章化せずに考えていた私の横で、この文章を渋い声をしたおじさんがおどろおどろしく読み上げているといったところか。

 姿があるわけでもなく、私の脳内に直接語り掛けるようにして、そいつはずっといたのだ。


 私が覚醒してから、或いは先ほどの浴槽の夢からずっと、当然のようにその語りの声を聞いていたために違和感に気付けなかったのだろう。 

 気付いてしまえば尚更に今までスルーしていた事が不思議なのだが、これもまた夢の特徴であり記憶や認識を操作されているかの如く認知を阻害してくる厄介な現象なのである。


 コロコロと考えを変える私の思考の反転に追いつけず、ナレーターの読み上げた内容と私の思考の方向性が合致しない一瞬を以って私は気付くことができたのだが、いやはやまるで悪夢だった。


 夢であると気付いた私は目を閉じ、「これは夢である」と強く意識すると共に現実のベッドで横になる私の体に意識を向けた。ここでようやく、私は現実世界の記憶を取り戻すのである。



 目を覚ませば、当然ながら暗闇の中。

 枕の感触と、ベッドの柔らかさと、布団の温もり。ここが自室であり、現実世界であり、寝る前の記憶、今日一日の記憶までしっかり思い出せるという確信をもって、1秒足らずで今度こそ本当に目を覚ましたと理解した。



 本来ならここで終わる、なんてことのない夢の話なのだが、奇妙な話はここから始まる。



 私は普段から電気を消して寝ている。この日も同様であり、よって部屋は真っ暗でカーテン越しに入ってくる僅かばかりの月明りのみが光源となり、暗順応すればかろうじて微かに辺りが見える、という状況であった。

 私はベッドを部屋の角に配置している。そして頭がちょうど角に来るような配置だ。目を覚ました私は、横向きの体勢でちょうど壁を見つめるようにして目を開けた。

 私の部屋の壁に、模様はない。壁に物を掛けたり、飾ったりしている部分もあるが、私がこの時見ていた方向の壁には何一つとして特徴はなく、ただの白い壁が存在するのみである。

 

 はずだった。


 それは最初、襖絵に見えた。故に「現実で目を覚ましたはずなのになぜ、目の前に壁ではなく襖があるのか。」という疑問を抱いた。

 幾何学模様と、花の散るような美しい絵。眼球をわずかに動かせば、その先にも何かの模様のようなものが続いている。

 それは、何もないはずの壁一面にのみ広がっていた。


 当然これは現実である。そして、暗闇の中ではっきり見て取れたそれは、言うなれば灰色の背景の中に真っ黒な模様を浮かばせた絵のように見えた。

 和室にある襖絵。或いは着物にあしらわれた美しい絵。或いは絵本の一ページ。或いは不可解な文字や図形の羅列。

 私はそれが何であるかを認識する事はできなかったが、すぐにでも写生したくなるような美しい模様であった事に違いはない。


 飛蚊症というものがあるが、これは違うだろう。なぜなら、壁に浮かんだ模様は確かに私の目に焼き付いたように映ったが、眼球を動かしても同じ動きをするわけではなく、私はその先へと視界を広げられたからだ。模様は壁一面を埋め尽くすようにして浮かび上がっていたのだ。


 目を閉じると、瞼に映るうねうねする模様やチカチカする光が見えることがある。これも私はよく見るが、全くと言っていいほど今回見えていたものとは異なっていた。

 はっきりとその形を一つ一つ認識できるレベルで、着物の図柄のような模様が浮かんでいたのだ。よく分からない水面のような、絶えず変動する蠢く闇を見たわけではない。


 私はこの奇妙な現象を見ながら、何か嫌なものを感じ取った。

 この時、頭の中ではきっとこの一連の不思議な出来事を夢日記に書き起こすであろう事を想像していた。珍しく、そして奇妙ではっきりと記憶に残っているのだから、私からすればそれは記録の対象になるのである。故に、その模様を記憶して紙にでも書き出してやろうとさえ思っていた。

 

 それでも直感的に「この模様は早く忘れた方がいい」「読み取ってはいけない」と思ってしまった。


 この思考中のわずかな時間も、私は美しい模様から目を離すことはなかった。そしてぼんやりと見つめた先、私の目の前で模様の形が徐々に変わりはじめた。

 形容し難い模様はやがて、その形を明言できるものへと変え、気が付けば壁には三日月や歪な四角形、花柄のようにも見える黒い模様が浮かんでいた。

 そしてそれらは、花の形と、それを囲むような小さな斑点を疎らに散らした絵となった。


 私は恐怖から目を閉じた。

 体は発熱し、思わず布団を下へとずらし両腕を布団の外へと出した。


 言葉では言い表せない、恐ろしさを感じたのだ。

 こういう時の恐怖心というのは理屈ではなく、ただただ怖い。説明もできないし、理性的な思考を以てしても怖かった。

 現にこの時わたしは、怖いと思うから怖いのであって他の事を考えれば平気だと自分に言い聞かせていたし、意識を逸らすべく明日一日の予定でも考えようと努めていた。

 しかしながらそちらへ意識を集中する事もろくにできずに、私は恐怖に震えた。


 霊的なものは在るとは思うが、霊感はなく私の一生の内で自分の目に触れる事はないと思っている。

 だがこういう時というのは色んな可能性を考えてしまい、中々強気な行動はできないものだ。


 わたしは心を落ち着かせ、恐る恐る目を開いた。それもおそらくは数秒の出来事であっただろう。

 視界には疎らに黒い靄がかかり、うまく視界の確保はできなかったが、それでも視認できた。

 

 壁に模様はなくなっていた。

 いつも通りの、無地の壁。見慣れた、自室の壁である。


 気分の昂り、恐怖、動揺、整理のつかぬもどかしさ。

 私はこのまま眠る事はできないだろうなと諦め、部屋の電気をつけた。時計は2時半を指している。


 私は息を整え、ゆっくりと今見ていたものを思い返した。


 夢、ではない。

 あの模様を見た後、確かに数秒目を閉じていたが、覚醒した意識がすぐに落ちるとは思えないし、何より思考を継続させ体も動かしていた。目を覚ましたあの時から今に至るまで、私は意識を覚醒させている。

 ならば、あの模様はなんだったのか。


 今思えば、あの模様の変化はただの縮小であったと考えられる。

 初めに見た美しい絵画のような模様が本来の形であり、徐々にその輪郭を朧にさせ小さく溶けるように消えていったのだ。その結果、シンプルな形に近づいた模様を私は"四角"や"花の形"と容易に認識できるようになり、最後には大きな模様は花に、小さな模様は点に見えたのだと。そして目を瞑っている間にそれらは消えてなくなったのだと。


 不思議なのは、一瞬でも覚えてやろうと意識したはずのその模様を、それを見た私の感想しか記憶に残さずに、模様の形を一つとして思い出せないでいる事だ。まるで靄がかかったように、「見た」という事実以外の情報が残っていない。


 幻覚。 寝ぼけていた。

 そう結論付けるのは簡単であり、一番安心できる明瞭な回答だ。

 幻覚など一度も見た事はないが。寝ぼけて何かをやらかした経験など一切ないが。


 しかしながらゆっくりと順を追って思い返して私は、ひとつの事を思い出し更なる恐怖を覚えた。

 そして今、メモ帳を開いてこうして鮮明な記憶を書き記している。


 私はクトゥルフ神話という創作神話を基にしたテーブルトークのゲームをした事がある。

 プレイヤーはキャラクターを作り、ロールプレイングをしながらシナリオというある種の用意された物語のクリアを目指すのだが、その世界には冒涜的で恐ろしい神々や生物が密かに存在し、その深淵に触れるとキャラクターは正気度を失い発狂するというユニークなシステムを採用しているゲームだ。

 

 プレイヤーはロールプレイをしつつも、危険そうな場面では慎重に行動し、発狂のリスクを考え意図的に情報収集や攻略を回避しようとする。

 怪しげな魔導書やレポート、危険な実験室、未知なる異界の地。深淵に踏み入れれば正気を削られ徐々に人間性を失っていく危険を、プレイヤーは理解しているからだ。


 私が直感的に目を背けたあの模様は、未知のものであった。

 オカルトが嫌いでない私は、当然に興味を持った。未知への好奇心がそうさせた。

 ではなぜ、私は、直感的に、目を背けたのか。


 それが危険であると感じたから。


 知ってはいけないものと思ったから。


 回避せねばならないと判断したから。


 ……誰かの視線を、感じていたから。



 私は思い出してしまったのだ。

 あの時、私は確かに、何者かの視線を感じていた事に。



 『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』 


 あの奇妙な夜は、はたしてただの夢、そして幻覚だったのだろうか。

 一日経った今でも、さっぱりと分からないままである。


全部本当の話

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