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最強チート越え  作者: タスマニアタイガー
1/6

プロローグ

ここは日本、世界で一番の最先端研究所。研究員1000名、中でも(神)言われるトップ頭脳をもったものが4名いる。


曽田優はそこで働く研究員。外見普通、性格、弱虫。

もう一人の研究員は、新田アキラ、外見イケメンやせマッチョ、性格ネクラ。

最後にもう一人、木村武、外見筋肉マッチョ、性格、元気。


曽田優と木村武2人は幼馴染で新田明は、高校時代の木村との喧嘩仲間であるそんな3人が、とある部屋で、とある出来事で爆死?、、、、、、転生する。


~~~~~~~




ブイッブイッブイッと携帯電話の緊急地震警報が街のいたるところで鳴り響く、テレビのテロップには緊急地震速報 22時38分頃マグニチュード3.4の地震が発生しました、震源の深さは3200m 尚津波の発生はございません。と2度 地上では見慣れ聴き慣れた地震速報が流れる。




ここは、、、

(爆発?死?なぜ?)


状況を理解出来ずに周りを見渡す3人。

 

そこは広さは分からないが白い空間には大理石風の床が果てしなく広がり、壁がどこか天井もどこまであるのかわからない。そして理解できることは、多分3人は生きている。そして20mほどはなれた場所にも見知らぬ3人が居る。ここに居るのは優達を含め合計6人ほど。そして目の前には、高さ15m幅20m奥行50mほどのパルテノン神殿に類似する建物がある。

しばらくして、アキラが言う、

(おそらくこの状況を一番に整理できるのは俺だろう、これはテンプレファンタジーだ、まさか本当に存在するとはおもわなかったが)、、、、




(きみたちどういうことかわかる)

先ほど目にした3人が歩み寄りそのうちの一人が訪ねてきた。

沈黙する3人だったが、


(どういうことなんでしょうか)

と優が沈黙をやぶり聞き返す。


(そうだよね、この状況がわかるひとなんていないよね)

歩み寄ってきた3人のうち一人の女が予想通りといわんばかり一瞥して神殿の中に残りの二人に一瞬目線をあわせ、何も言わずに神殿にはいっていく。


(そうだな、何もない場に神殿があるということは、何かの意味があるはずだ、おれたちもはいるぞ)

と、今のところ、指針をしめすのは俺しかいないだろうと言わんばかりのアキラ。


(おう!いってみるか)

気を引き締めるかのように拳をポケットのなかでかためる木村


(うん)

目を細め、優がうなずく。


20段ほどの階段を上がりさらに20mほど進むと、先ほどの3人いて、その先に、背もたれが3mほどある宝石がちりばまれた豪華な椅子がある。


(なんどよここは?)

と、木村がアキラに問いかける。


(とりあえずここでまつ)

と、あきらは2人に冷静でいてくれと言わんばかりに落ち着いてた口調で木村に言葉をかける。


優は、周りを見渡し予想されるこれからの出来事の対処を考えている。

しばらくして、アキラがいっていた現象が的中する。




(突然でびっくりした?まずは君たちは生きているよ、それとこれは現実だよ)

と最大の疑問点である要点の答えの言葉が神殿に鳴り響く。

そこにる優達3人と、他の3人が周り天井付近を見渡す。すると先程は誰もいなかった豪華な椅子に見た限りでは白い猫が、肘掛に両肘をつき、6人を見下すかのように笑い目でこちらをみている。


6人は白い猫をじーと観察する。


すると先ほどの女が、

(いまの言葉はあなたがはなしたの?)

と猫に向かい言葉をかける。


笑い目の猫は一瞬鋭い目で女をみやり、すぐに笑い目にもどると

(6人?まっいいか!期待しているよ)


と一言、次に、ドッパと白い光が猫を包み込み光が消えた後には猫はいなかった。度重なる現実に状況整理に追われている6人に、


(説明するよ)


と先ほどと同じ声が神殿にひびきわたる、声の方へ振り返ってみると、なにやら先ほどの猫が、ホノグラムのような姿で再びあらわれる。6人がそれに目をむけると、


(みなさんごきげんよう!まず私は誰かと疑問に感じてるよね!まっ君たちにわかりやすく言えば、ある方の使いの者です。それとこれは、録画映像なもののようで一方的に話すから質問にかんしては受け付けられないからね!それでは早速、なぜこうなったかの説明をするね。まずはなぜこのようなことになったかは、結論から言うと、とある方様の欲望です。その欲望のために君たちは今ここにいるという事)


(次に君たちがなすべきことは生き延びること。まずは生きていれば生きる目標と目的が知らず知らずのうちに次々におとずれるから、君たちにはそれを乗り越え、成長してくれれば、最終的には、あの方の欲望の(意味)に出会い、そして、究極の(意味)を得られることが出来るから、、、

ここまでがざっくりの流れ、次にこれからどうなるかね!

まずは、ある世界にいってもらいます。ある世界とは、知ってる人は知ってると思うけどファンタジーの世界です、それとファンタジーとはよくあるゲームなどの空想世界です。その空想世界が現実の世界になるわけです。余談ですが想像できることは現実にあることともいわれています、その言葉は実は正解だったんですね!

次にそのある世についてお話します。その世界では今までの世界と同じく死があります。それとその世界いを生き抜くには純粋な力が必要です。力とは、暴力のことです。いままで君たちの世界で必用なものは知力だったと思いますが今回は魔物を殺し強くなることが重要なこととなります。次に生物には、ステータスがあります、内容はコスモス量、HP、MP、力、素早さ、知力、攻撃力、防御力、スキル、総合ランク、などなど以上の項目です。

それぞれのポイントを上げるには、魔物を倒しポイントを得ることです。攻撃力とは総合的な力の事です。武器などを持つと攻撃力が上がります。防御力も同じです。総合ランクというのは、生物の持つ暴力度です。暴力度にはランクがあり、下からFクラス、Eクラス、Dクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスとあります。ちなみにFクラスは一般冒険者クラスです、Eクラスになると、騎士団5名で討伐レベル、Dクラスで騎士団100名と同等、Cクラスで一大国が総力を上げる厄介クラス、Bが人類ではどうすることもできない災害クラスで、Aクラスの生物はなんかすごいです。生物ステータス内容はここまでで、あとは生きていくうちにわかってくるので省きます。次に強くなる事の重要性ですが、魔物にはコスモスがある魔物がいます。より強い魔物を倒せば、おおきなコスモス力を集められます。まずは世界の30%のコスモスを集めてください。それを経れば、生命体として進化する事でしょう。では、またお会いしましょう。

最後にステータスプレートをお渡しします。このステータスプレートは、自分のステータスを見ることができます。個人情報なので他人には見せないことをお勧めします。以上、あとは生きていれば色々な事がわかってくるでしょう!ではご武運を!)


説明を終えるとフッと画像が消えて、その場にはなにもなくなる。その瞬間6人の周りを高密度の白い光がドバッと広がる、一瞬の出来事に3人は目を閉じ、光が収まりかけてきたときゆっくりと目を開ける。


(あれ?なにここ)

と木村が廻りを見渡す。


(ここは?)

周りを見渡し優がアキラに答えを求める。


(、、、、、、、、、!どうやら元の場所に俺たちだけ取り残されているようだな)

冷静な口調でアキラが2人に説明する。


(なんで?アキラどういう事?)


わからん、とりあえずプレートを確認しよう。



名称:須田優(人)

コスモス量:0

HP:6

MP:0

力:5

素早さ:8

知力:8050

攻撃力:F

防御力:F

スキル:(覗き見)スキルランクD

総合ランク:F



名称:木村武(人)

コスモス量:0

HP:8

MP:0

力:7

素早さ:3

知力:1500

攻撃力:F

防御力:F

スキル:なし

総合ランク:F




名称:新田明(人)

コスモス量:0

HP:5

MP:0

力:3

素早さ:3

知力:1780

攻撃力:F

防御力:F

スキル:なし

総合ランク:F


3人がその場に立ち尽くし状況を整理しようと思考を巡らせている。

(俺たちのステータスってどうなの?それと優の知力と、あとその(覗き見)ってなんだよ?)


しばらく時は経つ、、、、、、、、、


(あれ?やっぱり)

先ほどの玉座の方から、声が聞こえる。先ほどの猫だ。


その場を切り出し優が猫に状況を質問する。

(あのーやっぱりってどういうことですか?先程も6人に対し疑問をもっていましたよね)

投げた言葉の先の子猫を3人は見据えながら答えを待つ。


(うん、まーあれだね。想定外)


(は?)


(想定外というのは、選ばれた3人以外に君たちがいたというわけね。

逆にこっちが聞きたいんだけど、どうして君たちがここにいるの?

ここに転送される人間は、とある場所にいた人間だけだったはずなんだけどね?)


3人は沈黙して

(まずは、運が悪い)

と結論を出す。



(マッ!今更しょうがないから君たちも転送させるね!)


(おい!転送て元の世界にだよなあ?)

と最大限の不安を含みアキラが猫に質問する。


(えーとね、例えると川は上から下へながれ遡ることはないよね、それと同じで元の世界から来たものは次の世界にながれていくので遡ることは、、、、できません!!以上)


(は?いや!え?)絶句する3人に猫は有無も言わさず


(それではいってらしゃーい)

最大の笑みを浮かべ手を振る猫。フリーズする3人の周りを先ほどの白い光が包み込み、


(ドッパッ)

そして3人の姿はそこにはなかった。


3人を見送った猫は呟く

(、、、これでいいのですね?)その場にフーっと立ち上がる猫がみるみる銀髪黒目の少女に変わっていく、、、


(戯れですか?それとも、、、、)

少女は天井を見上げ、ため息をつく、、、、、、




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