気になる子
「あー、今日も収穫は無しかー…。いい加減普通に彼女探した方がいいのかなぁ。」
毎晩毎晩、パパ活サイトを覗く光一。
気になる子はいるにはいるのだが、希望が合わなかったり活動時間が合わない子が多い。
そんな中に、一人だけ光一の希望にマッチする子が居た。
名前はさなちゃん。年齢は…二十歳だ。
「ただこの子、ログイン時間が不定期過ぎていつメッセージ送れば良いのか分からないんだよなぁ…。写真めちゃくちゃタイプだし、活動時間同じなのに‼︎」
朝にログインしたり、深夜だったり、二、三日ログインしなかったりしている。
「メッセージ送った後に二、三日ログインしなかったら埋もれちゃうもんなぁ…。」
毎晩毎晩メッセージ送ろうか悩んでる光一。
そんな中、ある日光一が気になっている子が募集をかけた。
「今週の平日昼間にお手当て有りで会える方を探しています。」
「おっ!募集かけたんだ。試しにメールしてみるかな?」
急いでメールを作成する。
人気がある子はすぐに決まってしまうのだ。
「こんにちは!初めまして。良かったら日にちや希望を合わせてお会い出来ませんか?返事待ってます!」
少ししたら既読になった。
ソワソワ…。
ピロン♪
「お!返事来たー!とりあえず掴みはオッケーだったのかな?どれどれ?…」
「大人3で会える方を探しています。大丈夫でしたら、都合の良い日にちを教えてもらえますか?」