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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第5章

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リリン達の修行の成果

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 師匠との衝撃的な再会のあと屋敷へと帰ると、何やらリビングでリリンとフレイが、ドーナとランに何かを見せていた。


「見なさい、これで私たちの胸が無いとは言わせないわ。」


「これを習得するのに、本当に時間がかかったよ。」


「ほぇ〜、こんな魔法もあったのねぇ。」


「すごいじゃないかい。こんなに変わるとはねぇ。」


 気になったのでその会話に混ざろうと近づいてみると……。


「「あ!!」」


 俺に気づいたリリンとフレイが同時にこちらを向いた。その瞬間、俺は彼女達の異変に気がつく。


「ふ、二人とも何なんだその胸は!?」


「ふふん!!刮目しなさい進化した私達の姿を!!」


 リリンとフレイの二人が胸を張ると、大きく揺れながら、いびつとも言えるほどの巨乳が姿を現した。


「か、刮目しろって言われても……。何でそんなことになってるんだ!?」


「これこそがボク達がずっと練習してた魔法だよ!!」


「ま、まさか本当に胸を大きくする魔法なんてものが存在していたのか。」


 こんな物が実在していたなんて……本当にこの世界は凄いな。


「で、でもこれ魔力の消費が激しくて……。」


 そうポツリとリリンが呟いた瞬間、ポン!!と二人の身体から煙が吹き出し、二人は元の姿へと戻っていた。


「こんな感じで長持ちはしないのよね。」


「一回使うだけでほとんど魔力がすっからかんだよ〜。」


「それ意味あるのか?」


「あるわよ!!」


 そう叫びながら、リリンはドーナの胸を指差した。


「今のはドーナの胸よりも大きくするために、凄く胸を大きくしたけど、ちょっと大きくするぐらいなら、一日中使えるんだから!!」


「そ、そうなのか。」


 もとに戻った二人の姿を見て、改めて思うけど……やっぱり二人はこの姿のほうが似合っていると思う。さっきのは、あんまりにも不釣り合いというか、異常だったからな。


「でもさ、それってどういう時に使うんだ?加減すれば一日中使えるって言ってたけど、それでも魔力はめちゃくちゃ使うんだろ?」


「これは自分に自信を持ちたい時に使うのよ。特にこんな風に牛乳(うしちち)がすぐ近くにいるときにね。」


 じろりと恨めしそうに、リリンとフレイはドーナや、ランの胸に視線を向ける。


「ま、まぁ兎に角ほどほどにな?魔力がないと、いざって時に不便だろ?」


「そうね、気を付けておくわ。」


 まさか、リリンとフレイの二人が練習していた魔法が、胸を大きくする魔法だったとは……。


 まぁでも、これで二人の願いは一応叶ったようなものだから、いいのかな。



この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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