表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/1270

朝ご飯は元気の源

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 出来上がった朝食を持って厨房を出ると、既にみんな起きていた。


「あ、おはようヒイラギいい朝ね。」


「ヒイラギおはよう、今日も朝からいい匂いがするねぇ。」


「お兄さんおはよ!!」


「ヒイラギさんおはようございますっす!」


「おはよう、みんな。今日の朝ご飯はフレンチトーストだぞ〜。」


 テーブルの上にみんなの分のフレンチトーストとサラダとスープを配膳すると、席についた。


「さ、食べよう。」


「「「「「いただきま〜す!!」」」」」


 シア達は早速フレンチトーストを頬張ると、蕩けたような表情を浮かべていた。


 そしてミルタさんも朝食に手をつけ始めた。


「これはまた、カリカリのパンの外側に反して、中はトロトロの半熟。甘さも砂糖だけではありませんな?あっさりとした甘さでとても美味しいですぞ!!」


 ミルタさんは、フレンチトーストをいたく気に入ってくれたようだ。相変わらず食レポも上手い。


「口に合ってよかったです。」


「いやはや、よもやこんなところでこんなに美味しい料理にありつけるとは……本当に感謝申し上げますぞ。」


「いえいえ、まだまだ自分は半人前なので。」


「またまたご謙遜を。」


 実際俺はまだ半人前なのだ。誰にも一人前と認められたこともないしな。


 そんな会話をミルタさんとしていると、シアにクイッと服の裾を引っ張られた。


「お兄さんの料理は美味しいよ?」


「ありがとう。」


 そう温かい言葉をかけてくれたシアの頭を撫でた。


 そしてみんなで朝食を食べ進めると、俺達は出発の準備を整えた。


「さて、そろそろ出発しましょうか。今日中にはシュベールに着けると思います。」


「よろしくお願い致します。ここからですと順調に進むことができれば、恐らくは2、3時間ほどで着くかと思います。」


 ふむ、意外ともう少しだったんだな。近くまで行ったら、グレイスには小さくなってもらって、歩いて関所を通ることにしよう。

 グレイスがそのままで入るとなると、流石に面倒な事になりそうだからな。


「それじゃあみんな乗ってくれ。」


 シアを筆頭にみんな馬車に乗り込んでいく。


「よし、グレイス今日も頼むぞ。」


「任せてくださいっす~。朝ご飯もしっかり食べて元気いっぱいっす!!全速力で行くっすよ~!!」


 そして、ガラガラとグレイスが馬車を引っ張りシュベールを目指して進んだ。





 様々な料理、食材等が入っているマジックバッグの中……。


 時間が止まっているはずのこの空間で、ハウスキットの窓際に置かれた1つの植木鉢に異変が起こる。


 土が盛り上がりピョコンと光輝く新芽を出したのだ。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ