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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第5章

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レストの市場

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 この街で目撃情報があった二人の犯罪者を捕まえた後、俺たちはこの街の市場にやってきていた。ただこのまま帰るのも、ちょっと寂しかったからな。


 海に面している街というだけあって、市場には海産物がたくさん並んでいる。特に目を引くのは超豊富な種類の貝だ。


「おぉ?こいつはまた面白い貝だな。」


 目に留まったのは、バカ貝のように巨大な足がデロンとだらしなく外に飛び出している貝だ。


「な、なんか貝にも不細工な奴っているのね。」


「いろいろな見た目の貝がいるものじゃな。」


「アタイは可愛いと思うけどねぇ……。」


 みんながまじまじと眺めている最中、俺は店主にこの貝の食べ方を聞いてみることにした。


「すまない、この貝ってどうやって食べるのが美味しいんだ?」


()()()は内臓を抜いて生で食っても美味いし、炭火で焼いても最高に美味いぜ。」


 どうやらこの貝の名前はベロ貝というらしい。生で食べられるということは、お刺身にして醤油につけて食べてもきっとも美味しいだろう。バター醤油で焼いても美味しそうだ。


 まぁ、迷ったらどっちも食べてみるのが一番だ。


「それじゃあ、この貝を今あるだけもらおう。」


「毎度ぉっ!!」


 大量のベロ貝を店主から買い付け、マジックバッグの中にしまった。これは今日の晩御飯に決定だ。


「それ今日の晩御飯にするの?」


「あぁ、美味しい貝らしいからな。お刺身とバター醤油焼きにしようと思う。」


「刺身……あの美味さを知ってしまっては、もう普通に魚を丸齧りできなくなったのじゃ。」


「お刺身はまだアタイ達でもできないからねぇ。」


「あ、そういえばまだみんなには魚の下ろし方を教えてなかったな。」


 今の今まで魚は全部俺が処理してたからな。みんなに水洗いのやり方とか、三枚下ろしのやり方を教えていなかった。


「せっかくだから、今日はみんなに三枚下ろしを教えようか。手ごろな魚もきっと売ってるだろうしな。」


「その三枚下ろしっていうのを覚えれば、ワタシ達でもお刺身を作れるようになるかしら?」


「もちろん。お刺身を作る方法も教えるから安心してくれ。」


 そうと決まれば、三枚下ろしの練習に相応しい手ごろなサイズの魚も買って帰ろう。



この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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