表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第5章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

734/1270

待ち合わせ

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


「はふぅ~……満腹なのじゃ~。」


 満足そうな顔をしてレイは、膨れた自分の腹をポンポンと軽く叩く。そして、一人空いているソファーの上に寝転がった。


「にしてもドーナ、料理の腕上げたわね~。ワタシも負けてらんないわ。」


「ドーナお姉さんのパスタ美味しいのっ!!」


「ままの…りょうり…おいしい。」


「ね~、ボクも美味しいお菓子つくれるように頑張らなきゃ。」


 そう皆が口々に言った。ラン達だけじゃなく、シアやメリッサも納得する美味しさのようだな。


「そ、そうかい?ちょっと照れるねぇ。」


 皆に褒められて、照れてれとした様子でドーナは言った。誰でも率直に言われると、恥ずかしいものだ。その気持ちはよくわかるぞ。


「ふぅ、ご馳走さまでしたっと。ドーナ、美味しかったぞ。この調子で頑張ってな。」


 ポンとドーナの肩に手を置いて、食べ終えた食器を流しで洗うため厨房へと向かう。


「あ……。」


「ふふ♪ドーナさんお顔真っ赤ですよ?」


 真っ赤なリンゴのように赤く染まったドーナの顔をみて、イリスがクスリと笑う。


「恥ずかしがっちゃって~、そういうところは女の子っぽいのよね~、ドーナはっ。」


 イリスに便乗してランがドーナの真っ赤になった頬をツンツンとつつく。


「ツンツンするんじゃないよ。もう、食い終わったんなら早く洗ってきなよ!!」


 からかう二人にプイッと背を向けてドーナは言った。


「ふふ♪じゃあ怒られないうちに行きましょっか、ランさん?」


「そうね~♪」


 そして昼食を食べ終わった後、俺はある予定に向けて準備を整えていた。


「おっと、そろそろミルタさんに会いに行かないといけない時間だな。シア、ちょっと出掛けてくるからドーナ達に留守番頼むって言っておいてくれ。」


「お兄さん、いってらっしゃい!!」


「ぱぱ…いってらっしゃい。」


 シアとメリッサの二人に見送られて、俺はハウスキットを出た。そして、ミルタさんとの待ち合わせの場所へと向かう。


「確かこの通りの喫茶店だったよな。……あ、いた。」


 待ち合わせの喫茶店がある通りに赴くと、ミルタさんを見つけた。


「すみません、お待たせしました。」


「いえいえ!!私も今来たところでした。それでは中でゆっくりと…。」


「そうですね。」


 そしてミルタさんと共に、待ち合わせ場所だった喫茶店の中へと入った。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ