表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第4章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

719/1270

忘れていたもの

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 バイル達と王都の攻略についての話し合いをしていると、シアがおずおずとした様子でこちらに歩いてきた。


「あ、お兄さん……。」


「ん?シア、どうかしたか?」


「お腹空いちゃったの。」


 申し訳なさそうに、シアは自身のお腹をおさえてそう言った。


 しまったぁ~!!襲撃があったせいで、完全に夕食のことを忘れていた。取りあえず話し合いも一段落ついたし、この辺でご飯にしとかないとシア達がかわいそうだ。


「ごめんなシア、今すぐ作るからもう少しだけ待てるか?」


「うん!!」


「いい子だ。」


 ポンポンとシアの頭を撫でて、俺はバイル達に向き合った。


「一先ず王都攻略については一段落したことですし……そろそろご飯にしたいんですが。」


「あぁ、賛成だ。少し頭も切り替えたいと思っていたしな。カムジンもダグラスもそれでいいな?」


「構いません。」


「構わない、私自身少し気持ちを切り替えたい。」


 バイル達の了承も得ることができたから、早速夕飯を作るとしよう。


「ではここで少し待っていてもらえますか?すぐに作ってきます。シンの通訳は、このグレイスがやってくれるので、遠慮せず話しかけてくださいね?聞きたいこともたくさんあると思うので……。」


 そしてグレイスに通訳を任せた後、コックコートに着替えて厨房へと向かった。すると、炊飯器がちょうどご飯の炊き上がりを知らせてくれた。


 どうやらシアかメリッサのどちらかが、炊いていてくれたようだ。ご飯の量も多く炊いてくれている。これだけあれば全員分を賄えるだろう。


「本当にいい子達だな。助かった。」


 さて、今日は何を作ろうか……と、いつも通り悩みたいところだが、シア達が本当にお腹が減っていそうだから、なるだけ手軽に早く作れるものにしたいな。

となれば‥


「やっぱり丼ものかな。」


 手早く、美味しく……お腹にも溜まるものといえば、丼ものが一番最適だろう。


「それなら、今日はサラマンダーの肉を使って、ステーキ丼にしてみるか。」


 美味しいものを食べ慣れているであろう、バイル達を唸らせるには、サラマンダーの肉が一番適任だ。


 肉の味を楽しんでもらいたいから、軽く塩とブラックペッパーで味付けして、バターが香るソースをかけて食べてもらうことにしようか。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ