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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第1章

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カグロのたたき定食

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 冷蔵庫に野菜があるはずだ。野菜もぱっぱと切ってしまおう。


 大きな業務用の冷蔵庫を開け、ネギと大葉とミョウガを取り出す。ついでにオレンジジュースも出しておこう。シアが退屈だろうからな。


「シア、退屈だろ?これ飲んでいいぞ。」


 シアの前に冷えたオレンジジュースを差し出すと、彼女はしきりに鼻を鳴らしながら目を輝かせた。


「ありがとう、ヒイラギお兄さん!!」


 ごきゅっ、ごきゅっと勢いよくシアはオレンジジュースを飲んでいる。喜んでくれているようで何よりだな。


「さて、まずはネギ、無難に小口だな。」


 ネギを薄く小口切りしていく。ネギを切るときはよく切れる包丁でやらないとキレイに切れない。また包丁が切れても、大きく動かして切らないと潰れたり繋がったりする繊細な野菜…それがネギだ。


「そしたらさっと水でネギを洗って終わりだ。」


 ネギは水にさらすのではなく水で洗う。さらすと香りが飛んでしまう。洗うのはネギのぬめりを落としたり。切り終えたネギの輪っかをバラバラにしてキレイに魅せるという理由もある。


「次はミョウガだな。」


 ミョウガもネギと同じく小口切りにしていく。切り終わったミョウガはボウルに溜めた水で洗う。そして、浮いてくる細かい芯の部分を取り除いて終わり。なるだけ早くやらないと香りが飛ぶので注意だ。


「大葉は細くきざんで終わりだ。」


 大葉を保存するときは買った後、10分程水に浸けておいてからラップして保存すると長持ちする。


「次はタレを作らないと。って、あ…米炊くの忘れてた、パックのやつレンジで暖めとこう。」


 すっかりご飯を炊くのを忘れてしまっていた。仕方がないから今回は即席でできるパックのご飯をレンジで温めておこう。


「タレに使うのは醤油、みりん、ニンニク、生姜、ごま油だ。」


 まず、ごま油を鍋に入れニンニクと生姜を炒め香りを出していく。そして、香りが出たらみりんを入れアルコールを飛ばす。アルコールが飛んだら醤油を入れて火を止め、後はしっかりと冷ますだけだ。


「ポン酢で食べるのもいいが、俺はこっちの方が好きだな。」


 タレができると同時にチーン!!という音と共にほっかほかのご飯が出来上がった。ジャストタイミングだ。後は簡単な味噌汁を作って……出来上がりだ。


「ほい、シアできたぞ~。」


 特製カグロのたたき定食が完成した。これがシアの口に合えばいいんだがな。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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