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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第3章

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オリハルコン

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 ロックリザードの鉱石へと向かって鑑定を使うと……。


・オリハルコン


 鉱石の最上位素材。あらゆる鍛冶師の羨望の的であり目標である。


(これが最上位?神剛石が最上位素材じゃないのか?)


 疑問に思っていると、鑑定が新たな文を表示した。


『大量の神気、もしくは邪気を浴びると変質する。』


 なるほどな。邪気の方はわからないが、神気なら何とかできそうだ。


「それ、何の鉱石だったんだい?」


 少しそわそわした様子でドーナが聞いてきた。


「あぁ、これがオリハルコンらしい。」


「ホントかい!?やったじゃないか!!」


 オリハルコンだと教えると、パァッとドーナの表情が一気に明るくなった。


「でも、オリハルコンであの強さだと神剛石をくっつけてるロックリザードはヤバそうだねぇ。」


「いや、もう神剛石(それ)は探さなくて大丈夫だ。こいつが神剛石だからな。」


「………?それってオリハルコンじゃなかったかい?」


 俺が何を言っているのかわからない様子で首をかしげるドーナに、鑑定でわかったオリハルコンの性質について教えた。


「このオリハルコンって鉱石は、神気か邪気を浴びせる事で性質が変化するらしいんだ。」


「つまりオリハルコンが性質変化したのが……。」


「あぁ、神剛石で間違いないだろう。」


 もし邪気を浴びせたらどんな鉱石になるのか、気にはなるが……そっちは生憎当てが無いからな。

 神気であればイリスに頼ればなんとかなるだろう。


「まぁ、ひとまず目的の物も取れたし陽が暮れる前に帰ろうか。」


「そうだねぇ~。」


 一度ロクロ山を下山し、開けた場所でハウスキットを出現させた。

 イリスにオリハルコンを神剛石にしてもらうためだ。


 中へ入ると、いつものテーブル席にイリスが座ってコーヒーを飲んでいた。


 イリスもすっかりここに馴染んだものだ。


「イリス、少しお願いがあるんだが。」


「ふふっ♪お話はわかってますよ?オリハルコンに神気を注げばいいんですね?」


 流石は女神、全てお見通しのようだ。


「やってくれるか?」


「お任せください♪ちょっと失礼しますね〜……ん~、よいしょ!!」


 イリスはマジックバッグの中に手をいれて、オリハルコンのロックリザードの頭を引っ張り出した。


 そして……。


「なでなで……なでなで~♪」


 そう言いながらロックリザードの頭を撫で始めたのだ。

この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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