表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

280/1270

獣人族の国民的スポーツ

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 ズルズルとドーナに引きずられながら、子供達が走っていった方向へ進んでいくと……。


「ここ~!!着いたよ!!」


 案内された場所は何かの施設のようだ。中からはガタン…ガタン…と不思議な音がする。


「ここはどんな場所なんだい?」


「んーとね、ボールを投げて遊ぶ場所!!」


「ボールを投げて遊ぶ?」


 ドーナはいまいちわかっていない様子だが、まぁ入ってみれば分かるだろう。


「そっか、ありがとう。さっそく遊んでみるよ。」


 お礼に俺が獣人の子供の頭をポンポンと撫でていると、背筋にゾクゾクっと寒気が走った。


「うっ!?な、なんだ今の寒気は……。」


 キョロキョロと周りを見てみると物陰からシアがこちらをジッ…と見ていたのに気が付いた。後でちゃんと構ってあげないと、恐ろしいことになりそうな予感がする。


「どうかしたのかい?」


「あ、いやなんでもない。中へ入ってみようか。」


 シア達がついてきている事をドーナに気取られない為にさっさと中へ入った。中へ入ると受付があり、奥でボールを投げている人が見える。


「これは人間の勇者様。ようこそいらっしゃいました。」


 受付にいた熊の獣人がこちらに気が付いて話しかけてきた。さっそくここについて聞いてみようか。


「奥でボールを投げているのが見えるんだが、ここはどんな場所なんだ?」


「ここは私達獣人族の国民的スポーツ、()()()()の施設になっております。」


「ボリング?」


「はい、簡単に説明致しますと…このくらいの大きさのボールを投げて全部で10本あるピンを倒すスポーツです。」


 おう、完全にボウリングだな。日本ではボウリングなんてやったことなかったからな。ボウリング初体験は、こちらの世界で経験することになりそうだ。


「どうするドーナ、やってみるか?」


「なかなか面白そうだしねぇ、いっちょやってみるかい!!」


「それじゃあ二人でお願いするよ。」


「かしこまりました。ゲーム数を指定してその数だけボールを投げるプランと、無制限のにお遊びいただけるプランがございますが、どちらに致しますか?」


 せっかくだし長く楽しみたいよな…。


「無制限で頼む。」


「かしこまりました。」


 そして俺達は受付でボールを借りて指定された場所へと向かった。さてさて、ドーナと一勝負するか。

この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ