表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

265/1270

リリンによる説得の結果

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 メイド達に料理を運んでもらって、俺とイリスはドーナ達を迎えに行くことにした。


「はぁ、嫌な予感しかしないんだよなぁ~。」


 調理を始める前にリリン達がドーナ達を説得しに行ったことを思い出して憂鬱になる。何も起きないなんてことはありえないんだよなぁ。


「まぁまぁ、そんなに落ち込んでいても仕方がありませんよ?」


「そうだよな。少しでもいい方向に転んでることを祈るとするよ。」


 とぼとぼとメイドの後に続いてドーナ達の部屋の前に着くと何やら話し声が聞こえてきた。


 メイドさんがトントンと部屋をノックし、声をかけた。するとゆっくりと扉が開き、ひょっこりとランが顔を出した。


「あらヒイラギ?もう料理は作り終わったの?」


 予想とは裏腹に、ランの様子は普段と何ら変わらない。


「あぁ、だから迎えに来たんだ。」


「そうだったのね、みんな~?ご飯の時間らしいわよ~。」


 そうランが声をかけると、部屋の中にいたみんなが動き始め、シアが真っ先にこちらに飛び込んできた。


「えへへ~、料理作ったあとのお兄さん…いい匂い~。」


 グリグリと顔を押し付けながら匂いを嗅ぐシア。ぽんぽんと頭を撫でていると、もう一人飛び込んでくる者がいた。


「シアちゃんズルいよ!!ボクもヒイラギさんの匂い嗅ぎた……ごほん。ボクもくっつきたい~!!」


 そう言いながら飛び込んできたのはフレイだ。本音が駄々漏れだったのは気にしないでおこう。


「ヒイラギは()()に人気だねぇ~。」


「そうよね、()()に懐かれてるわね。」


 ん?何か二人の言い方が変だった気がするが気のせいか?妙に()()という言葉を強調していた気がする。


 そして最後にリリンがライラと共に部屋から出てきた。


「リリン、いったいどんな説得をしたんだ?」


「簡単よ?()()ってモノを教えてあげただけ。」


 フフフ、とリリンは笑いながらそう答えた。


 うん、なんだろうなこの胸騒ぎは……。ま、まぁ今はドーナとランの二人を説得できたから良しとするか。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ