表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

190/1270

出発前の朝ごはん

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 出来上がった料理を持ってテーブルへ向かうと…。


「ほら、皆さん朝ですよ~。」


 イリスがみんなの事を起こしていた。彼女に起こされたシアが、大きなあくびをしながらこちらに近づいてきた。


「ふみゃあぁ~、お兄さんおはよぉ~。」


「あぁ、おはよう。もう朝ごはんできてるよ。」


 コクッと頷きシアはいつものテーブルへ向かいソファーにぴょんと飛び乗った。


「ふわぁぁ~、ん~っよく寝たわね。」


「アタイもぐっすりだったよ。」


「ぐっすり寝て起きたら美味しいご飯が待ってるこの生活……最高っす!!」


 どうやらみんなぐっすり睡眠も取れて、体調は万全のようだ。


「さ、出発前にしっかり朝ご飯を食べて英気を養っていこう。」


「「「いただきます!!」」」


 目玉焼きの黄身を割ってガレット全体に行き渡らせ、上から醤油をかけて口へと運ぶ。パリパリの表面に反して、中はもちっと柔らかく溶けたチーズが染み出てくる。


「うん、美味しい。やっぱりガレットは単品より目玉焼きと合わせた方が美味しいな。」


「おいひぃ~、シアこのチーズ大好き!!」


「はぐはぐ…んー!!チーズが伸びるっす!!」


 みんな各々好きなものをかけて朝食を楽しんでいるようだ。ランとドーナは俺と同じ醤油、シアとグレイスはケチャップ、そしてイリスはソースをかけていた。


 そして、美味しそうに朝食をほおばっているみんなに声をかける。


「食べながら聞いてくれ、これから食べ終わったあとすぐに獣人族の国へ向かおうと思う。できれば今日中にあっちに着いて、拠点を作れれば最高だ。」


「んんっ、アタイは賛成だよ。」


「ワタシもそれでいいと思うわ。」


 よし、なら食べ終わったあとすぐにでも向かおう。


 チラッと隣に座っているシアを見ると、尻尾がピンと伸び明らかに緊張しているのが見てとれた。


「シア、大丈夫だ。俺たちがついてる。」


 そう言ってシアの頭を撫でてやると、シアは少し安心したようだ。


「うん、お兄さんありがとう!!」


「ワタシたちもいるんだから安心しなさい?」


「シアも大切な仲間だからねぇ、絶対守ってみせるよ。」


「自分もついてるっす!!」


 みんなの声をきいたシアの表情が明るくなった。安心してくれたようで何よりだ。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ