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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第2章

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じゃがいものガレット

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 窓から朝日が射し込み、ハウスキットの外で鳥たちが鳴き始めた。


「朝か……。」


 シアたちを起こさないようにするりと布団から抜け出すと、コーヒーメーカーにスイッチを入れてコーヒーを淹れる。

 普段の朝と何ら変わらない行動だが、それがいい。変に違うことをすると感覚が狂ってしまうからな。


 熱いコーヒーを飲みながら、今日のこれからについて考える。


(獣人たちは果たしてこちらを歓迎してくれるだろうか……。下手すれば密入国者として追われる身になる可能性もある。彼らと対話するチャンスがあったら気をつけないとな。)


「おっと、そろそろ朝食を作らないといけないな。」


 考えることは山ほどあるが、今はそれよりも先に朝食を作らなければ……。


 コーヒーを飲み干し、コックコートを着て厨房へ向かった。


「今日はじゃがいものガレットにしよう。」


 ガレットとはフランスのお菓子や料理で使われる名称だ。『円形で薄いもの』という意味がある。


 じゃがいものガレットの作り方は極めて簡単で、潰す…または細切りにしたじゃがいもに片栗粉とチーズをまぶして円形に薄く伸ばして焼くだけだ。


「まずは皮を剥いて細切りにしよう。」


 じゃがいもの皮を剥いて薄くスライスしてから細切りにしていく。目安は千切り程度であれば大丈夫だ。


「後はここに片栗粉とチーズ、塩、胡椒で味つけしてフライパンで焼く。」


 普通は切ったじゃがいもは、デンプンを落とすために水にさらすのだが、ガレットではデンプンに火を通して固めないといけないので、絶対に水にさらしてはいけない。


 味つけしたじゃがいもをオリーブオイルを馴染ませたフライパンで焼く。こんがりきつね色に焼き色がついたら、ひっくり返して裏面もきっちり焼いていく。


「よし、これでいい。後はこの上に目玉焼きをのせて、サラダと一緒に盛り付けて…完成っと。」


 ガレットは焼き上がったら食べやすい大きさに切り分け、サラダと目玉焼きと一緒に盛り付けた。


「俺は目玉焼きは醤油で食べるが…一応ケチャップとソースも持っていくか。」


 目玉焼きは何をつけて食べるか……日本でも意見が分かれるぐらいだからな。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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