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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第2章

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バフォメットとの再会

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


「待っていたぞ、ヒイラギッ!!」


 バフォメットは玉座から立ち上がると、ゆっくりとこちらへと歩み寄ってきた。


「ついこの前来たばっかだと思うんだがな。」


「待たせられている身には、たかが数日でも長く感じてしまうものだ。……さて、今日は我とまた手合わせをしに来てくれたのか?」


「今日相手をするのは俺じゃない。」


 チラリと俺はドーナたちのほうに視線を向けた。その視線を追って、バフォメットも彼女たちに視線を向けると、奴はニヤリと笑った。


「なるほど、今日の我の相手はその小娘どもか。少し前と雰囲気が変わったか?」


「あぁ、以前と同じとは思わないほうがいい。」


「それは楽しみだ。」


 さぞかし嬉しそうにそう言ったバフォメットは、不意にこちらに顔を近づけてくると耳元でささやき始めた。


「にしてもこの数日間でいったい何があったのだ?特にあの獣人族の娘……とてつもない力を感じる。」


「さすがに気が付いたか。」


「あれほどの存在に気が付かぬわけがなかろう。我も永き時を生きているが……こんな力の差を感じたのは初めてだ。」


「事細かに話すと長くなるんだが、簡単に説明すると俺のスキルで強くし過ぎた。」


 かなり簡潔に理由を話すと、バフォメットは少しあきれたような表情を浮かべる。


「……いったいどんなスキルを使えばあんなことになるのだ。」


「いや、どうしてもシアに必要なスキルがあってな。それを習得させた結果があれなんだ。」


「まぁよいわ、さて……そろそろやろうではないか小娘ども。」


 バフォメットは二人のほうを向き戦闘態勢に入った。すると、ドーナたちもすでに戦闘態勢に入っていたようで……。


「さっきから聞いてれば小娘小娘って…。」


「ちょっとガマンの限界なんだよねぇ。」


 バフォメットの()()という言葉にイラついているらしい二人は、バフォメットへと向かってとびかかっていった。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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