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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第2章

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ミルタ商会へ

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


「それじゃあそろそろ俺達は……。」


「あ、あっ!!待って!!行く前にこれを受け取って欲しいの。」


 去り際に1つの皮袋を手渡された。ずっしりと重いその中には……。


「白金貨、こんなに貰っていいのか?」


 大量の白金貨が入っていた。


「えぇ、それでも少ないぐらい。上位のドラゴンとデーモンを倒したら、ホントはその倍以上の報酬になるんだから。」


「そう…なのか。」


「今は多分、表から出ると大変だと思うから、裏口から出るといいわ。」


「配慮してくれてありがとう。それじゃあ面倒事が起こる前にここから退散するか。」


「裏口はそっちの道を真っ直ぐよ。」


「わかった。それじゃあありがとう。」


 ミノンに教えてもらったギルドの裏口への道を進んだ。ほどなくして出口らしい扉が見えてきた。


 ガチャッと扉を開けると、目の前には階段があり外へと続いていた。


「お、出てこれたな。」


 ギルドの裏手へと出てから、街の大通りに戻るとギルドの正面入口の前には人だかりができている。


 裏口から出てきて正解だったな。


「さて、次はミルタさんの店に顔を出しに行ってみようと思うんだが……どうだ?」


「あのおじさんのお店?」


「ミルタの店か、確かこの通りにあった気がするよ。」


「なら少し歩いてみるか。」


 大通りでミルタ商会と書いてある看板を探しながら歩いていると……。


「ん?あの人は……。」


 ある建物の前で、周りをキョロキョロと見渡している中年の男性。あの特徴的なひげ……間違いないだろう。


「ミルタさんこんにちは。」


「おじさんこんにちはっ!!」


 俺とシアが声をかける。


「おぉ!!ヒイラギさん!!それに皆さんも!!お待ちしておりました。」


「伺うのが遅れました。今は誰かを待っていたんですか?」


「実はつい先程ギルドの方で、ヒイラギさんが白金級冒険者のセドル殿と戦っていると聞きましてな。もしかしたらここで待っていれば来るのではないか…と思いまして。」


 流石は商人だ。情報を掴むのが早い。


「そうでしたか、お待たせしてすみません。」


「いえいえ!!むしろ来ていただけただけで私はもう感激です。ささっ、立ち話もなんですし中へどうぞ。」


 ミルタさんの後に続いて俺達は建物の中へと入った。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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