表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
新章 美味い物巡りの旅
1215/1270

年貢の納め時

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 尋問を終えたので俺はレイに頼んで、このボギー達をギルドに届けることにした。


「じゃあレイ、頼んだ。」


「承知なのじゃ!!」


 レイの魔法で、俺と彼女はエミルへと移動した。そして縄に繋いだボギー達を連れてギルドへと向かう。


「さてと、ミースはいるかな。」


 ギルドの入り口をくぐって中に入ると、そこではミースが事務作業をしながらお菓子を食べている光景を見ることができた。


「やぁミース、仕事の邪魔をしちゃって悪いんだが、山賊を捕まえたんだ。」


「さ、山賊ですか?」


「あぁ、今後ろで縄に縛ってる奴らなんだけど。」


 ミースが俺が引き連れてる山賊雪狼のやつらを確認しに行くと、ボギーの姿を見てあっと声をあげた。


「あっ!!このハゲ頭にこの人相……山賊雪狼の副頭領のボギーっ!!」


「ハゲ頭で覚えてんじゃなぇぞこの野郎!!」


「うるさいです。よくもまぁさんざん今まで悪さしてくれましたねっ!!年貢の納め時です!!」


 すると、ミースはなにやら特殊な手錠のようなものを山ほど持ってきて、ボギー達に取り付けていった。


「ヒイラギさんありがとうございます。この雪狼って山賊、逃げるのが上手くてなかなかギルドでも捕まえられてなかったんですよ。」


「もう少ししたら親玉も捕まえてくるからな。そこのボギーってやつが自分の命惜しさにべらべら喋ってくれたから、場所は特定してるんだ。」


「ホントですか!?それじゃあ厳重な拘束具用意しておきます。」


「あぁ、頼むよ。それじゃレイ、元いたところに戻ろう。」


「承知じゃ!!」


 パンとレイが手を合わせると、俺たちの足元に魔法陣が現れ、再び移動魔法が発動した。まばゆい光に一瞬目を閉じると、次に目を開いたときには俺と彼女は、馬車があった場所へと戻ってきていた。


「よいしょただいま。」


「2人ともおかえり。」


「アイツらはミースにちゃんと手渡してきたよ。」


「まっ、年貢の納め時ってやつだねぇ。さんざん悪さしてたから、重い罰を受けるはずさ。」


「あぁ、でも肝心の親玉もしっかり捕まえないと壊滅にはならないから、抜かりないようにしないとな。」


 掴まってる人たちのことも心配だ。すぐに奴がいるこの林の中にある洞窟へと向かうとしよう。



この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ