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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第5章

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やりたいことリスト

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 またまた突然の休暇をもらってしまい、俺はいつもよりも少し早くエルフの国の屋敷へと戻ってきた。


「ただいま〜。」


「あら?今日は早く帰ってきたのねヒイラギ。」


「ヒイラギお帰り。」


 帰ってくると、ドーナとランの2人が出迎えてくれた。


「実はまたちょっと休暇を貰っちゃってな。」


「良かったじゃない!!」


「あぁ、でもまさか社長の俺が、代理のリコから休暇を言い渡されるなんて思ってもみなかったよ。」


「その気持ち、アタイはちょっと分かるかもねぇ。ギルド長やってた頃、一時の休みもなく働いてた時、ミースに無理矢理仕事取られて、休みになった事があるよ。」


「ミースならやりかねないな。」


 そう言って笑っていると、ふと他の面々がいないことに気が付いた。


「あれ、そういえば他のレイとか師匠とか……シア達は?」


「レイとシズハは、まだエミルで自分の部屋を作ってるわ。シアとメリッサ達は、マドゥと遊びに出かけてるわね。」


「そっかそっか。」


 みんな各々今の時間を楽しんでいるようで何よりだな。熱いマンドラ茶を飲みながらホッコリとしていると、ソワソワした様子でランがあることを問いかけてきた。


「ねぇヒイラギ一つ質問なんだけど、その休暇の間って何か予定とか……決めてる?」


「いや、特に決めてはいないけど、ただ自分が休む時間にするよりも、みんなと過ごす時間にしたいなっては思ってるよ。」


 するとランとドーナはお互いに顔を見合わせ、大きく頷いた。


「ふふ、ふふふ……ついにこの日が来たのね。」


「こんな時が来ることを願って、実はこんなのをみんなで作ってたんだよ。」


 そして2人が取り出したのは、ここにいる全員分の名前の書かれた紙。そして各名前の下には、何やら色々な事が書いてある。


「なになに?シア……いっぱいお耳かきとなでなで、メリッサはお魚釣り………………。」


 それを読んでいく途中で、俺はこの紙が何を現しているのか完全に理解した。


「これは、やって欲しい……もしくはやりたいことリストってわけか。」


「その通りよ!!みんなに今ヒイラギと一緒にしたいこととか、やって欲しいことを書いてもらったの。」


「なるほど、これはわかりやすくて助かるな。一旦これ、預かってもいいか?」


「良いわよ。期待して待ってるから。」


 2人に期待の眼差しを向けられながら、俺はそのリストに書いてあることにゆっくりと目を通していくのだった。



この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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