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転生料理人の異世界探求記(旧)  作者: しゃむしぇる
第5章

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レインガルーダの仕込み

ブックマークやいいね等とても励みになりますのでよろしくお願いいたします。


 魔物肉専門店を後にした後、俺とウォータードラゴンはエノールの店に寄って鉱石がはがされたロックリザードを受け取り、そこからさらに王宮に寄って、メイドのレイラにミースという客人を一晩王宮の空き部屋に泊めてほしいとお願いした。すると、彼女は快く了承してくれた。


「ではその御客人がいらっしゃいましたら、こちらでおもてなしをさせていただきます。」


「急ですまないな。」


「何も問題ございません。他でもないヒイラギ様のお願いですから。それに空き部屋はたくさんございますので。」


「ありがとう、じゃあ頼むよ。」


「はい、お任せくださいませ。」


 レイラに話をつけ、俺はいよいよエルフの国に繋がっている転送の結晶を握り、ウォータードラゴンと共にエルフの国へと戻った。


 戻って早々に俺はハウスキットを展開すると、その中に入ってコックコートに着替えた。


「ウォータードラゴン、さっき買ったレインガルーダは全部食べるのか?」


「半分ぐらいでいいですよぉ~。かなり脂っこかったですし~、たくさん食べたら太っちゃいそうですからぁ。」


「それ今更気にすることかなぁ。……まぁいいや、じゃ半分料理に使うからな。」


「おねがいしま~す。」


 さて、それじゃあ今日の夕食に向けて仕込みを始めるか。


「まずはレインガルーダを部位ごとに解体していかないとな。」


 解体せずに丸ごと使うのは、俺が確保してきたレインガルーダだけで十分だ。


「モモは骨付きのままでいいな。後は胸肉とささみ……手羽先、手羽元。一つ一つが大きいから、普通の鶏の解体とはわけが違うな。」


 今回内臓はジルの判断で食べられないと判断されたため、内臓はすべて取り除いて捨てる。


「で、骨付きのモモ肉と手羽先は醬油ベースの漬け地に浸して夜までおいておこう。」


 これは夜に照り照りに焼こう。


「胸肉とささみは蒸籠で蒸しておく。」


 これは細切りにした野菜と一緒に棒棒鶏(バンバンジー)に。


「最後、手羽元は骨から肉をはがしてチューリップにして、海水ぐらいの濃度の塩水に浸しておく。」


 これは粉をつけて、からりと揚げてから揚げにする。


「レインガルーダのガラはちゃんと血を洗って、ネギ、生姜、ニンニクと一緒に煮込んで出汁を引く。」


 レインガルーダの出汁は今日の鍋に使おう。


「よし、残るはロックリザードの仕込みだな。」


 一度レインガルーダをさばくときに使ったまな板などを全て洗ってから、今度はロックリザードを調理台の上に並べた。


この作品に対する感想、意見などなどお待ちしています。こうしたほうがいいんじゃない?とかそういったものは大歓迎です。単に面白くないとかそういった感想は豆腐メンタルの作者が壊れてしまいますので胸の内にとどめていただければ幸いです。

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