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神様、聞こえますか?  作者: 茨也じぇい
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今までの日常2

遅くなりました。すみません。

 会社を退職し、次の就職先を探すが働きたいと思える職が見つからない。別にニートになりたいと思っている訳ではない。なりたくないわけではないが...なってしまったら生活が出来なくなってしまう。


 「1人でできる仕事とかないかなぁ」


 自分は集団行動が嫌いだ。理由は沢山あるが1番は他人に迷惑がかかるから。自分のミスで他に迷惑をかけ、後でいろいろ言われるのが嫌で仕方ない。逆も然り、他人のミスを連帯責任という理由で手伝うのは訳が分からない。その相手が親しい人などであったら手伝うかもしれないが...とにかく1人でできる仕事を求め、探してはいるもののなかなか見つからない。


 「やっぱりダメだな...何をやっても。」


 自分に自信が無くなったのは会社に就職してからだ。仕事の内容にナイフを使う作業があったのだが上司の冗談交じりの会話で「おまえ不器用だな」と笑われた。それまで自分はそれなりに器用だと思っていたのでかなりショックだった。言われてみれば裁縫などができないことがあり一体自分は何が器用だと思って生きてきたのだろう。それからと言うものすべての行いに自信を無くしていった。


 「...自分なんて生まれてこなければなぁ。何で男なんだろう...どうして女じゃなかったんだろう。」


 自分は幼稚園に入るまでは自分を女だと思っていた。かわいいと言われるのが嬉しかった。しかし幼稚園に入ってからは違った。

 みんなより1年遅れて入った自分は当然男子と仲良くなれるはずも無く自由時間はいつも室内で女子とおままごとなどをして遊んでいた。 

 もちろん嫌ではなかったし楽しかった。でも男子はそれをよく思わずよくいじめられた。トイレで服を脱がされることもあった。先生に助けを求めればその後でさらにいじめられた。

 幼稚園に行くのが次第に嫌になり休むこともあったが何度も休ませてもらえず行けばいつもいじめられた。

 1年ほど経って幼稚園を卒業する頃になったとき自分は、初めて男子をいじめた。罪悪感などはなくむしろ今まで散々いじめられてきたのだから1回位いじめたって何も悪くないとさえ思っていた。しかし自分が怒られた。それもひどく。分からない...今でも分からない。

 ただ世の中は理不尽なんだなと思った。


 「......死のっかなぁ。」


 

次はできるだけ早く投稿したいと思います。

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