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十四行詩  作者: 天理妙我
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46/80

摩耗

また九十日間連続勤務

祖母の葬式欠勤は禁句

給料になるのは週五日

残業手当なんてもん知るか


気付けば外頸動脈を掻っ切った

頸動脈が二本あるなんて後から知った

そして生まれて初めて受けた保護

そんな僕にも笑ってくれた祖母


狂い始めたのはいつからだろう

この場所を選んだのは自らだろう

いつも逃げてばっかりいるからだろう


あの人は僕のもとから去りました

それにはいろんな理由がありました

そうしてあれから二年が経ちました


―――――

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