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十四行詩  作者: 天理妙我
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34/80

虚構

君と俺が付き合っていて

お互いに好き合っていて

おびえながら唇を合わせて

おそるおそる体を重ねて


君と俺とが恋人で

お互いに想い人で

いくつもの季節をめぐって

手をつなぎながら眠って


君は他の誰よりもきれいなんだ

君にとっても俺は奇跡なんだ

そんな夢を見ていたんだ


十二時を過ぎれば魔法はとけて

気が付けば一人ぼっちの俺で

それでそれでそれでそれでそれで


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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