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十四行詩  作者: 天理妙我
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曳光

また起こった銃の乱射事件

伝えるキャスターの皺寄る眉間

続いてニュースはあのテロの一件

国際社会に広がる新たな危険


往復するばかりの報復

もうすぐ訪れるはずの幸福

要するに悪いのは全て政治

どうすると言って今日も思考停止


現状維持のままの戦場

炎上する平和賞の幻想

面倒ならば発言を変更


凶行に怯える街は閑散

犯罪大国に降り注ぐ散弾

鳴り響くコールは911


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