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プロローグ

「....ぅあ....」

見渡す限りの緑。心地よく吹く風。

ここウォル大草原はいつも通り平穏だ。

しかし、今日は少しばかりいつもと違う。

何の前触れもなく唐突に何者かが召喚されたせいで少し騒がしい。

普通の召喚ならばその場所に魔法陣が展開されたり、周りの場所に超常現象が起きる等の『異常』が生じる筈だが、この場合はどれも該当しない。

例えるならター○ネーター2の、初めて2体のター○ネーター未来からやってきた場面。あんな感じと思ってもらっていい。違うところがあるとするなら召喚されたものは丸裸ではないことぐらいだろうか。

「ここは......?」

彼の名前は大和勇希やまとゆうき。あるべき筈の『異常』が生じずに召喚された彼はここに召喚される前はごく普通の高校生だった。

だからこそ異常。

だが、彼はまだその事を知るのはまだまだ先の事だろう。

その異常はここだけではなく至る所に出没した。

その数はざっと二千。つまり、この世界に約二千人もの人達が『あちらの世界』から召喚された事になる。

だが召喚されたからといって特別な待遇など無い。チュートリアルも、ましてやナビゲートすらもない。あるのは

「ゴァァァァァッ!!」

目の前の、異世界の象徴ともいえる魔物だけだ。

ある者は逃げ惑い、ある者は闘い、ある者は死を覚悟して自分の身を捨てた。

この少年は目の前にいる未知なる敵に対し、どんな戦いを繰り広げてくれるのだろうか....。



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