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13.作業説明

私たち以外の人たちも、同じ部屋に送られていた。

「ここどこだろう…」

「強いて言うなら、パニックルーム的なところだろうね」

ローエリまでついてきていた。

「敵方の人までなんで一緒に来てるのよ」

「近くにいたからだな」

先輩が言った。

「そんなことよりも、出入り口がないこの部屋からどうやって出るんだ」

その時、向こう側にいたライオンが話し出した。

「魔力の源泉があふれた今、我々でそれを止めなければならない。さもなくば、すべての世界は崩壊するだろう」

「残りどれくらい残されてるの」

「ざっと1時間。それより早く満ちることもありうる」

「なら、すぐに作業に取り掛かろう」

私が言った。

「でも、作業って?」

「これから、二度と出会うことはないだろう我々は、ここに集ったのにも意味がある。それは、それぞれの階層を分ける作業だ。それぞれの階の階段を破壊すれば、上下へ行き来することはできなくなる。それはつまり、我々が二度とこのようにして出会うことはないということを意味しているが、現状、それしか方法はない」

ライオンが言うのには、さっきまでいた塔の、それぞれの階層を、第5から順番につながっている階段を壊す必要があるという。

それぞれの階層には、直接泉につながっている配管が通っているらしいのだが、その拝観は会談を通っているという。

だから、それを壊すことは、魔力の源泉とのつながりを断つことになるのだが、緊急時ということで、う回路を別に設ける作業とは別に、これらを行うことになったそうだ。

う回路を作る作業は、ライオンの知り合いの大人たちがすることとなり、私たちは、第3階層へ戻ることになった。

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