あとがき
本作「退魔師ユキちゃんはふたりでひとり! -激突! 退魔道 vs 滅魔道!-」について、原作者の無限ユウキさんから、あとがきの寄稿を頂きました。ここまでお付き合いいただいた読者の皆様、どうぞ以下をご覧ください。
初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです、あとがき大好き〝無限ユウキ〟と申します。以後お見知りおきを!
「いや誰やねん! 桜エルフとちゃうんか?!」
となっている方が大勢いるかと思われますのでまず軽くご説明しますと、自分はニコニコ生放送とYouTubeで執筆の作業配信をやっておりまして、エルフさんはそこのリスナーさんになります。ユウキさんに是非あとがきを、とのことだったので僭越ながらわたくし無限ユウキがこの場を借りて筆を取らせていただくことになりました! まぁただの賑やかしです! いつものことですが僕のあとがきは少し長くなるのでご容赦ください。
興味ない人はせめてブクマとか評価とかだけでもしてポイント入れてってね! 書くこと思いついた人は感想とかレビューも大歓迎だよ!(他所の場所だから気軽に好き勝手言えるの良いな)
では、あとがきらしく本作について少しだけ裏話を。
桜エルフさんが執筆をしてくれましたが、もろもろの設定はエルフさん含むリスナーさんからのコメントによって生まれたものばかりです。
作業配信をする際に巫女服を着た少女のアバターを使用しているのですが、もちろん僕本人ではないということで、その子の名前を僕の名前から取って便宜上〝ユキちゃん〟としていました。そしたら「設定とか無いの?」みたいなコメントからどんどん話が広がっていき様々な設定が生まれ、それをエルフさんが良い感じに纏めて形にしてくれた──というのが本作の誕生秘話になります。
本当にこんな素晴らしい形に仕上げてくれたエルフさんには感謝しかありません。そしてたくさんのアイディアをくれたリスナーさんたちにも等しく感謝を。
ぶっちゃけ僕は何もしてなくて、配信という話し合いの場を用意したり、エルフさんから上がってきた原稿に目を通して問題が無いか確認したり、ほんとそれくらいしかしてないんですよねー。よく皆そんなたくさんアイディア出てくるなーって思ったし、エルフさんの博識っぷりや文章のクオリティの高さに脱帽したりと、文句のつけようがありませんでした。
なんだったら僕自身が把握してない(理解してない)設定のほうが多いんじゃないでしょうかね? 可愛い子には旅をさせよと言いますか、独り歩きしていると言いますか、一人旅を始めちゃったと言いますか……放っておいても雪だるま式に成長しちゃったみたいな気持ち(ユキちゃんだけにね!)
……いやー最近暑いからちょうどいい気温になってきたナー。
本当は配信内だけの公開にするつもりのようでしたが、流石にそれはもったいないでしょう! ということで投稿していただきました! 楽しんでもらえたでしょうか? 面白かったでしょうか? 面白かったでしょ? そうです面白いんです!
僕だったらここまでの物を最後まできっちり書き切ることは不可能だったことでしょう。それを最後まで成し遂げたエルフさんや助力してくれたリスナーさんがいなければ、間違いなく完成しない作品でした。
それだけでも涙がちょちょぎれそうなのに内容もめっちゃいい感じなんで逆にこっちの自信が損失しちゃいそうですわ!(負けてられませんね!)
そしてリスナーさんからのコメントによって生まれた物語ということで、実はまだまだ配信内で設定が生まれていたりします。つまりユキちゃんの物語はまだ続いています。
もちろん設定が生まれているってだけで形にはなっていませんので、個人的に勝手に楽しみにしているってだけの話ですが。もうこれだけのものはエルフさんにしか書けないんっすよ! また興が乗ったら続きを執筆してくれることを、誠に身勝手ながら期待しております……。
こんな感じで大丈夫ですかね? エルフさんのあとがきなのに他人がしゃしゃり出てきて鬱陶しかったかもしれませんが、本編さえ楽しんでいただけたのなら幸いでございます。
それでは、こんなところまで読んでくれたあなたにも感謝を。良き小説ライフと幸福が訪れますように。──無限ユウキ。
あとがきのあとがき
以上、原作者の無限ユウキさんからの寄稿でした。ユウキさんが毎週実施されている生放送を、企画会議の場として私達に使わせていただいたそのご厚意に、この場で感謝を申し上げます。私の書いた原稿についてチェックをいただき、私が制作に悩んだ際には原作者として的確なディレクションを頂いたことなど、挙げれば感謝したい点は尽きるところがありません。
もちろん、無限ユウキさんの生放送に遊びに来てくれている他のリスナーの皆さんも、本作の企画会議に協力いただき、大変助かりました。私一人ではアイディアの幅に限界があるところ、皆さんの様々な角度からの見解が、本作のクオリティを高めたことは言うまでもありません。
この作品を、無限ユウキさんと、無限ユウキさんの生放送のリスナーの皆さん、そして今ここまで読み進めてくださった読者のあなたに捧げます。




