考察
考察回です。読むのがめんどくさい人は飛ばしても大丈夫
です。多分
さて、あの後すぐに川から少し離れた所に移動したわけだが...
スキルについて考えとかないと、後で後悔しそうだと思うので考察をしていこうと思う。
まぁ取り敢えずはスキルの進化についてか。
スキルは特定の行動で新スキルが解除されていくというよりも、そのスキルを使うことで熟練度が上がって一定ラインを越したら進化するということか。
だけど、思考と観察はスキルを意識して使った訳では無い。となると、スキルというのは無意識に発動しているということが仮定出来る。だが、ここで問題になるのが、先程の戦闘でも使ったブレスだよなぁ。
所謂、パッシブスキルとアクティブスキルがあるって事でいいのか?
パッシブスキル・・・常時発動型スキル
アクティブスキル・・・任意発動型スキル
となると、俺が今所持している中でアクティブスキルは劣龍息吹だけか。それ以外はパッシブスキルだと思う。
吸収はどうなんだ?アクティブなのかパッシブなのか分からないな。
次は進化したスキルだが、こちらは結構変わったと思う。
まずは高速思考。今もこうして熟考している訳だが、葉っぱが落ちてくる速度は目に見えて遅くなっている。そして自分の動きもゆっくりとしている。時間が遅くなっているのに自分だけ速く動けるとかいうご都合展開は無いみたいだ。まぁ自力の速度が上がったらその限りではないと思うが。
このスキルに関して言えば、ただ思考する速度が上がったということだな。
それで次が、観察眼だが。これが厄介だ。何が厄介かと言うと、例えば、スーパーでトマトを見つけたとする。何も知らない人はトマトとだけ認識してよく選ばずに買う。だけど、トマトのヘタをみて糖度が高いかどうかを判断する術を持っている人はひと目で判断して買う。
つまりは、知らない物を見た時にはその物しか捉えることが出来ないが、知っている物を見た時に、その物に付属して知識にあるものまで捉えることが出来るということだ。
うん、分かりにくいな。
ん〜と、さっきの戦闘シーンを思い出して欲しいのだが、
ゴブリンを見た時に俺はヤバイと感じた。ゴブリンに対しても思ったのだが、実際問題、本当にヤバいのは錆び付いた剣の方だ。剣で刺されたらヤバい、ましてやどれほど力が強いのか分からないといった、他の知識が一気に押し寄せて来たという感じだ。
さて、またここで例をあげよう。
あなたの目の前に錆び付いた包丁を持った、明らかに敵意剥き出しの子供の人形が2体居たらどうだろう。
ヤバイだろ?刃物といった知識があるからヤバく感じる。
刃物が切れるものと知らなければ?怖くはあるがそこまでヤバいとは感じないのではないだろうか。
まぁ、長々と語ったが、それに付属する知識もひと目見たら分かるということだ。本能レベルでわかるからすごい、まぁブレスに関する知識が無かったから最初は勝てないと悟った訳だが...
で、この観察眼なんだが、よくある鑑定的なものはできない。相手のステータスが見てたら便利なんだが。まぁ進化したら出来るようになると信じておこう。
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名前 ルーシー
種族 劣龍粘液
Lv 4
固有スキル
吸収 魔法微耐性 物理微耐性 劣龍息吹
スキル
高速思考 計算 観察眼
称号
龍達の加護を受けし者
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