表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まほろば  作者: 一歳真誉
序章
1/15

プロローグ

私たちの生きる時代よりも少し先の未来。

人類は新しい人種を作り出すことをじわりじわりと始めた。

髪の色、目の色、肌の色。能力や得意なこと、性格の傾向などを親がオプションとして指定できるようになって、脳の処理能力も身体能力も旧来のオリジナルより遥かに優れた者が多くなった。

そういう人達はオプショナルと呼ばれたが、オプショナルはオプショナルで、オリジナルはオリジナルでと大まかに住み分けがなされ、それぞれはまるで別世界に身を置いていた。

オプショナルは不自然なほどの娯楽に満ちた世界に、オリジナルは貧困と退廃、そして不安にまみれた世界に。

“人間らしさ”がどこか狂い始める中、人類はなおも全てにおいてヒトに優る“完全なる新種”を作り出そうと、夢中になっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ