麻雀とモブ
『選手!入場!』
「さぁ始まりましたね〜S.T.A.F.F杯争奪麻雀大会決勝が!日頃仲良くしている選手達も今日ばかりは敵となって互いに火花を散らしております!司会は私、風神こと岡崎忠臣と解説はこの方、名北の雷神こと安城徹さんです」
「どうも、紹介に預かりました、安城[雷神って呼ぶな]徹です」
「さぁ安城さん、どうですか決勝の4人は?」
「そうですね…一人…いらないんじゃないかな…」
「なるほど。では早速選手の紹介をいたしましょう!」
『予選4位!振込みの少なさは影の薄さからか!?その存在意義をどこまで消せるか!茂野〜!武〜流〜!』
「存在意義まで消してたまるか!…ス…[ステ○スモブの独壇場っすよ!]」
『予選3位!デジタルの申し子!姉萌えも大概にしないといつか捕まるぞ!?津島〜!と〜も〜!』
「ばれなければ捕まらない。[そんなオカルトありえません]」
『予選2位!その勘と運はもはや予知能力!弟の猛攻をいつまで凌ぎ切れるか!?ロリ阿修羅!津島〜!礼〜那〜!』
「取り敢えずこのアナウンスの奴、死ね。[礼那の供物となるがいい…]」
『予選1位!その主人公補正はもはや神!エロマッチョ!飛島〜!翔〜!』
「なぁ…結局ルールがまだわかんないんだけど…[もいっこカン!リンシャンカイホー]」
「さあこの試合どう見ますか?解説の安城さん!」
「そうですね…津島姉弟がコンビ打ちをすると厄介ですね」
「なるほど〜あの姉弟は上下関係がハッキリしていますからね」
「あとは…一人…いらないんじゃないかな?…」
「では試合をどうぞ!」
『さぁ席順も決まり親は飛島選手だ!一体どんな展開が待っているのか!?』
「…なぁモブ男…切れる牌がないんだけど…しかもやたら綺麗なんだが…こんな時はどうすればいいんだ?」
「お前…それって…」
『いきなりの四暗刻天和!ダブル役満の炸裂だ〜!なにもしないで最初の半荘が終わってしまった!なんという主人公補正!』