表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Enemy's Planet Hero  作者: いもさん
Episode1 亀裂から始まる物語
2/2

大魔法使い

青年はジェンター、そして金髪の女性、マーザと共に軍用車に揺られていた。

こうなった経由はこうである。


ジェンターと共に青年は、基地の中の総司令に会いに行ったのだ。

総司令は、青年達が訪れた時には、パソコンのキーボードをせわしなくたたいていた。

そして、意外なことに、総司令は女性だった。

ロングヘアーの金髪で、その胸は分厚い軍服の上からでも、その大きさを主張していた。

いわゆるグラマラスと言うものである。

すこしきつめで細い目で青年を見るなり、ふっくらとした赤い唇を開いた。

「ジェンター、その子……ヒュートでいいかしら、その子を連れてダンバードの大聖堂に行きなさい」

「ヒュートですか……?」

「そうよ、ヒュート=ヒーロー。 名前はないと呼びにくいでしょう?」

「そういえば、確かに……」

「まぁ、そんなことはどうでもいいのよ。とりあえず大聖堂にいって、その子に魔法を与えてあげなさい。このままじゃないもできないでしょうから」

「私もそう提案しようとしていたところでした」

それを聞くなり、あら、そう。とだけ言い、回転椅子を回して、パソコンに向き直った。

「マーザでも誰でもいいわ、あなたの好きな部下を連れて行きなさい」

「了解しました」

そういうと、ヒュートの肩を叩いて、ジェンターは部屋から出て行った。


そして今に至るのである。

「それにしても気の強そうな方でしたね」

「あれくらいじゃないと、総司令は勤まらんのだろう。悪い人ではない」

ヒュートの頭には、総司令の顔が一度浮かび、その直後に大きな胸が頭に浮かんだ。

そうするとヒュートはすぐさま頭から煩悩を振り払った。

「それにしてもなんでこの名前なんでしょうか?」

「わからん」

そう簡潔にジェンターは答えた。嘘である。

「そうですか……」

「あ、あぁ……」

総司令は一体何の期待を彼にかけているんだ、そうジェンターは思った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ