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再会

その夜、ボクは悟と知り合った新宿二丁目の故郷的なバー、「ナチュラルハイ」のカウンターで一人で飲んでいた。左横には常連のユウさんがいて、シーバス•リーガルの水割りを飲みながら、かつての恋人のトモさんと世間話をしていた。ユウさんはボクが隣りにいることに気付くと話しかけてきた。

「秀ちゃん、新しくできたバーでママが面白い店があるんだけど行ってみる?」

「何ていうバーなの」

「確か『アレグリア』だったけかなあ」

「え、そのバー聞き覚えがあるよ、ママに名前はもしかして純ちゃんていうんじゃないの」

「秀ちゃん、何で知ってるの」

「今から5 年ぐらい前にやっぱり『アレグリア』ってバーがあって、そこのバーが純ちゃんていう超イケメンで2、3回行ったことがあるんだ」

「そうなんだ、同一人物かどうかは分からないけど、とにかく行ってみようよ 」

ボクらは、「ナチュラルハイ」を中抜けすると、一目散に「アレグリア」を目指して小走りに走って行った。

「アレグリア」は新宿二丁目の目抜き通りである仲通りに面した第7天香ビルの5階にあった。ユウさんがドアを開けると、ママの純ちゃんが優しく甘い声で

「いらっしゃいませ」とボクらを迎えてくれた。

果たして、純ちゃんはボクが思っていた純ちゃんその人だった。


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