考えれば考えるほど謎ばかり
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「だぁぁぁぁぁぁ!!!」
「遅いな」
邪神に突進し、剣を振るうが、振った先に邪神はいなかった…
「――ッ!」
気配を感じら後ろを振り返る…そこには邪神が拳を振りかぶっていた…
「がはっ!」
リョウゴは殴り飛ばされた…邪神は武器もなんも持たずに、リョウゴと戦っている…
「はぁ!ぐっ!」
なんとか受け身をとり、立ち上がった瞬間…背中を勢いよく蹴り飛ばされ、リョウゴの体は宙を舞う
「がぁぁ…」
くるくると回転し、受け身も取れず地面に叩きつけられる…
また…くる…
「おらおらどーした?元気ねぇーな?」
邪神はリョウゴが吹き飛ばされた先に先回りしまた蹴り飛ばそうとする…間一髪はねがあがり、邪神の攻撃をかわす…
「あぶねぇ、無限攻撃になるとこだった…」
しかし…俺が吹き飛ばされる先に先回りしてたな…あいつの権能か…?
だが、あいつの権能は意志を覚醒させることであるはずだった、考えれば考えるほど、分からなくなっていく…
「まずは、弱点か…」
「ふむ、混乱してるようだな」
「うるせぇ、ばーか」
「王にたいしてその言葉とはな、リョウゴよ」
「急にパワハラ王の猿演技してんじゃねぇよ」
ふぅ、と息をつき剣を握り直す…
「《燦燦の煌めき》」
邪神にむかって剣を振るう…がやはりそこに邪神はいなかった…
「そんなものは当たらん…」
「それはどうかな?」
瞬時に背中側に剣を振るい、邪神の手を切断した。




