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異世界英雄幻想  作者: 自然の輪廻
英雄幻想第壱幕 ~幻想の始まり~
31/153

立つ鳥跡を濁さず

「ふぅ…終わっ…た…んだよな?」


 ハルトが弱々しく言う。


「こいつの体は再生してない…終わった…」


 ほっとして、ため息をついた。そして…


「終わったんだな…」


 俺とハルトは静かに座り込み、そう呟いた…


「二人とも毒大丈夫?」


 マリエが俺たちに問いかける…


「大丈夫…と言いきれねぇな、気抜いたらぶそのまま眠ってしまいそうだ…」


「ミィートゥー」


「みぃーとぅー?よくわからないけど、かけてておくわ《神々の娯楽(バフト・ヒール)》」


 マリエが俺たちに回復魔法をかけ、体がフッと軽くなる…


「気休めだけど少しは楽になると思うわ、毒とかの回復魔法は得意じゃないから治療薬の方がきくと思う…歩ける?」


「「無理だと思う」」


「そ、そう…ま、私もだけど」


 マリエもそこで膝から崩れ落ちた。


「どうやって人を呼ぶ?」


「魔法を空にぶっぱなせばいいんじゃね?」


「《氷結氷柱(アイスクライアンス)》」


 そういわれた瞬間マリエは空に向かって氷の矢を放った。


「行動早いな…」


「早く着いてくれないと死んじゃうかもでしょ?」


「全く持ってその通りだな、ありがとう」


「別にいいわよ」


 そんなやり取りをしているとすぐに人が駆けつけ、町の治療室まで連れていかれた。

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