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異世界英雄幻想  作者: 自然の輪廻
英雄幻想第壱幕 ~幻想の始まり~
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闘いはまだ序盤

 無数の触手が自分の方に伸びてくる、それを斬ってノヴァディアーノに近づくが、また触手に攻撃され、それを防ぐ…


 クソ…間合いが広くてあいつに近づけねぇ


 近づくと、触手によって押し出され、ふりだしに戻ってしまう。


 今度は横に移動して攻撃するが、同じく触手によって押し出されしまう。


「リョウゴ!」


「いててて…悪い少しかすった」


「今治癒魔法かけるから、《神々の喝采(ファルト・ヒール)》」


マリエは傷に手を当て、手から青白い光が傷を癒していく。


「どうにかして、あれを突破しなきゃな…」


そう言って立ち上がり、また剣を握る。


「マリエは向こうの方から攻撃をしてくれ」


「ん、わかった」


 大地を蹴り、俺とマリエは反対方向に走り出した。


 触手3本なら…


「ダァぁラァ!!」


 足に魔力を込め、地を抉り、触手を斬り刻みながら、突進する。


 よし、ここからなら…攻撃が当たる…


 剣に魔力を込め、素早く剣を動かし、斬撃を入れる。


「アァ、イイ!イイザンゲキダ!モットモットタノシマセテクレ!」


 ノヴァディアーノは拳を振り上げ反撃してくる。


 触手攻撃だけでなく、近距離で体術だと…それに、もう傷が回復してやがる…


 剣で防いでいるが、攻守交代され、今は攻められている。


「アァ、ヤハリキミハワタシヲタノシマセテクレソウダ!」


 だが、剣を弾かれ、攻撃を防ぐ手段がなくなってしまう。ノヴァディアーノは拳を引き真っ直ぐ突いてくる。


 ――?首に傷が…付いている…?


――刹那、ノヴァディアーノの拳がリョウゴの腹に突き刺さった。

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